美容室グレープス (飯田市) 店長&スタッフ・ブログ

飯田駅アイパーク広場前「美容室グレープス」(グレープス.com)のブログ。 
本店「スズキ美容室」(飯田市)の話題も。

訪問美容の未来予想図 ①

2018年03月24日 | 訪問美容

Presented by  グレープス.com  and スズキ美容室.com 

and  スズキ美容室・訪問サービス.com  (長野県飯田市)

 

2月の末、

東京駅の駅前にそびえたつグラントウキョウサウスタワーのリクルート社で、

ホットペッパーアカデミー主催の「訪問美容の学習セミナー」が開催されました。

 

◆今回の連載では、この「訪問美容セミナー」のリポートを中心に、

 それに加えて、「美容業界」のプチ業界ネタを、

 一般のお客様のご関心の範囲内で、扱ってみたいと思います。

 

 ◆ご意見、ご感想、情報など、お待ちしています。

 取材・コラム  グレープス店長・鈴木

 

美容業界は、一般のお客様側から見れば、

 「ファッション業界」 のなかに位置しているように思われる方が多いのではないでしょうか。

 実際、

 本屋さんで、美容関係を扱うヘアスタイルやメイク、あるいはブライダル関連の本や雑誌は、

 ファッションのカテゴリーに配置されています。

 が、しかし・・・

美容業は、統計や行政の監督官庁の関係では、「生活衛生業」という産業分類の中に置かれています。

理容業(床屋さん)とか、クリーニング業とか、お風呂さんなんかと一緒です。 ※1

 

そのような背景からか?

ただ、それだけが原因とは言えないのでしょうが、・・・

経済全体にも大きな影響を与える、「個人消費」のけん引役としてのファッション産業の一翼を担う、美容業を、

産業として分析したり、

経済の視点からその発展を図ろうとする気運は

美容業界の中からは、なかなか発生してこないのが、現実のようです。  ※2

 

そんな中で、今回のセミナーの主催者である、リクルートライフスタイル社さんは、

美容室(供給)とお客様(需要)を結ぶ「オンラインのマッチングツール」を業としながら、

美容のマーケティング調査をフリーコンテンツとして公表して、

美容業界の今後の発展には、不可欠ともいえる「マーケット分析の必要性の啓もう」に一役買われています。

 

◆今回のセミナーの中でも、こんな興味深い調査結果が公表されました…◆

 < 出典:(株)リクルートライフスタイル ホットペッパービューティーアカデミー >

 

 

 ※1 生活衛生業と美容師法

「美容師法」により定められた衛生基準に則って、美容業(美容室)は営業されています。

その管理・管轄は、各地域の保健所になります。 

諸外国にくらべて厳格な規制であるといわれる美容室の管理制度ですが、

それが、これまでの美容業の健全な発展 と、( 無許可、無店舗営業など、放っておけば、風俗業と自然と近づく傾向が指摘される )

美容業の社会的地位の向上に寄与してきた歴史的意味は明らかです。  ※3

ただし、美容師法は、衛生管理が主な目的の法律のため、美容室の伝統的業務である、着付けやネイルについては、

その規制の対象とはなっていません。

 

 

※2 産業としての美容業

「個人経営、零細企業経営中心の業界ゆえ・・・の結果。」という指摘が、外部からなされます。 

・・・ 的を得たものだと思います。

たとえば、

お客様が、美容業に関心がおありで、美容業(純粋な美容室)に株式投資をしたいとお考えになった場合、

現実的な投資対象として選択できるもの、つまり、上場企業は、1社のみです。 (フランチャイズ事業者は含めず)

◆株式会社田谷 証券コード4679◆ ※4

老舗美容室「TAYA」  さんの直営店の既存店売上高の推移は、美容業界全体のベンチマーク(指標)として、

美容業の盛衰を観察する上での貴重なデータになること、間違いありません。

 

 

※3 美容室が、お客さまに安心してご利用いただける存在であるために設けられた「社会的な仕組み」 (規制)

◆ 美容室は、開業時に店舗の図面審査と現場検査を受け、

事業主確認のための証明書類、就業美容師の健康診断書の提出などの申請手続きをおこなったうえで、県からの許可をえて、はじめて営業が可能になります。

◆ 開店後も、保健所による不定期の立ち入り検査を受けることが義務付けられています。

◆ 店舗の改装、増床を行う場合には、さらに厳格な審査と立ち入り検査を通過する必要があり、

その際には、営業内容等についての確認と指導を受けています。

 

※4 特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

 



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