美容室グレープス (飯田市) 店長&スタッフ・ブログ

飯田駅アイパーク広場前「美容室グレープス」(グレープス.com)のブログ。 
本店「スズキ美容室」(飯田市)の話題も。

「ゆべし」で、もぐもぐ

2020年02月17日 | グルメ

Presented by  グレープス.com  and スズキ美容室.com 

and  スズキ美容室・訪問サービス.com  (長野県飯田市)

 

真冬なのにひとしきり雨が降りつづいている日曜日の飯田市です。

 

美容室グレープスの本店・スズキ美容室では、

先週、

長野県の最南端に位置する泰阜村から

遠路、ご来店くださったお客様からいただきました、梅の花が満開になっています。

 

泰阜村でも、梅の開花が、例年より早咲きであることは間違いないのですが、

柚子の産地でもある彼の地では、

この冬は、霜が来ることもなく、厳冬期を超えたため、

現在でも柚子がたわわに実ったままになっていて、

柚子の実と、梅の花の共演 ※1 という、なんとも珍しい光景が見られているそうです。

 

そんな柚子の実からつくられる、

泰阜村の古くからの郷土食が「ゆべし」です。

梅の枝と併せて、お客様がお持ちくださいました。

 

山深い南信州地方でも、もっとも山深い地域である泰阜村では、

冷蔵庫がない時代から、

こんな独創的な保存食 ※2 が作られていたことを、今回、初めて知ったスタッフもいて、

早速、もぐもぐ、させていただきました。

 

柚子の果実をくりぬいて、

中にみそをベースにしたペーストを注ぎ込み、

胡桃などの木の実をつめて、そのまま蒸すなど、独自の製法で加工して、

最後に干し柿のように、吊るして熟成してつくられるのが、この「ゆべし」。

 

「柚餅子」と書かれることから、お餅と勘違いされたりしたりしますが、

和菓子のなかにある「ゆべし」とは、全く別物です。

 

一見、「からすみ」とも「守口漬け」とも、見間違うようなルックスですが、

そのお味は全く独創的なものです。

柚子の風味がしっかりと残っていることは間違いなく、

その先は、

是非、未体験の皆様には、ご体験いただきたいとおもいます。

飯田市内でも、農産物直販所「およりてファーム」、「りんごの里」や「地場産業センター」などで、

取扱があるそうです。

 

チーズの感覚に似ていることは間違いありません。

やはり、発酵食品なんですね。

大人の味です。

今回は、白いご飯のおむすびのおかずとして、併せてみましたが、

塩分が強くないためか、お漬物の感覚ではないことがわかりました。

 

お茶請けとか、お酒のあてにぴったりです。

赤ワインにあわせてみたいと思います。

 

山深い南信州の生活の中から生まれた、特別な食文化。

手間のかかる食品製造を継承している生産者の方々に、

敬意を表したい気持ちでいっぱいです。

 

同じく、この地方で培われてきた婚礼文化。

いまや「風前のともしび」ともいえる、その伝承に、わたしたちも力を注ぎたい気持ちになりました。

次回から、

そんな意気込みで、連載企画に戻ります。

 

※1 柚子と梅

私たちの姉妹店「ヘアサロン丘の上ゆず花」にも、梅の枝を飾らせていただいています。

◆ヘアサロン丘の上「ゆず花」ブログ ⇒ こちら

 

※2 南信州地方の伝統的保存食

最もポピュラーなものは、「塩いか」です。が、最近は、食品スーパーでも、あまり見かけなくなっています。

 


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