美容室グレープス (飯田市) 店長&スタッフ・ブログ

飯田駅アイパーク広場前「美容室グレープス」(グレープス.com)のブログ。 
本店「スズキ美容室」(飯田市)の話題も。

Sunshine, sunny side, Grapes Annex Part 3

2015年10月05日 | Grapes Annex for la

秋の味覚 葡萄のオールスター。       Grapes Annex にて。

手前から「ゴールデン・ナイヤガラ」

時計回りに「ゴルビー」、「ナガノパーープル」

皆さんのお好みはどれでしょうか。

 

 

ちなみに「ゴルビー」は、比較的新しい山梨県のオリジナル品種。

赤系大粒葡萄の代表選手。種なし。皮ごといただきます。

芳醇という言葉がぴったりのワインのような余韻が残ります。

ちなみに、ゴルビーとは、ロシアのゴルバチョフ氏から採った名前。何故なんでしょう。

 

 

「ナガノパープル」は、これも新種の長野県のオリジナル品種。

黒系大粒葡萄の代表選手。種なし。皮ごといただきます。

こちらも芳醇、さらに甘い。

 

「ゴルビー」VS「ナガノパープル」の対決は、山梨VS長野の葡萄頂上対決にふさわしい、

ハイレベルな味覚の競演です。

近年の農業の進歩には、目を見張るものがあります。

 

「ナイヤガラ」

先日のこのブログ記事で、「ゴールデンナイヤガラ」を取り上げさせていただいたところ、

そもそもの「ナイヤガラ」をごぞんじないという方がいらっしゃいました。(都会の方ですが…)

今日は、比較画像でご紹介させていただきます。

「ナイヤガラ」

「ゴールデンナイヤガラ」

先ほどの、葡萄のオールスター戦。

グレープスでの人気投票では、濃厚、ヘビー級の「ゴルビー」「ナガノパープル」をおさえて、

ゴールデンナイヤガラが、堂々の一位を獲得。

時代のトレンドは、複雑な味覚のハーモニー、繊細さを求めているのでしょうか。

 

さて、10月に入った今、葡萄の季節はいよいよ最終盤に入りました。

有終の美を飾るべく、飯田の葡萄マーケットには、最後の大物が、顔をそろえています。

 

「巨砲」

黒系大粒ぶどうのなかでは、いまやクラシック種。

皮周辺の渋みが今では、ちょっと懐かしく感じます。

 

「ピオーネ」

巨砲の進化系。とにかく粒が立派です。

食感は、もう葡萄の域をはるかに超えています。違う種類の果物のようです。

 

「シャインマスカット」

新しい品種です。

粒ぞろい。ポップな粒の形状と、これまたポップなパステル調グリーン色。

食べ物にしておくにはもったいないくらい容姿端麗。

売り場では、ひときわ目を引きます。

味は、甘み一辺倒。

 

「スチューベン」

堂々、葡萄の季節の大トリを飾るのは、こちらです。

来日以来の歴史が長い、バリバリのアメリカ品種だそうです。

いわゆる食べ始めたらやめられない、止まらない系。

甘い、けれど種の周りに感じられる酸味がくせになる味です。

葡萄の味の方程式は、こうでなくっちゃいけません。

冬まで、息長く出続けるところも好感が持てます。

 

さて、

ながながと葡萄のお話にお付き合いいただきありがとうございました。

グレープスの金森映子です。

 

本題に戻ります。

実は、ここまでご覧いただいた葡萄の写真。

全部、Grapes Annex で撮影されたものなのです。

それも、特別に撮影用の照明をセットして撮影したものではありません。

円テーブルの上に無造作に置いただけです。

 

そうした、舞台裏の事情を頭の中に入れて、葡萄の写真の数々を見直していただければ、

Grapes Annex は、明るさ、光の状態がとてもよい、とお伝えしてきた意味が

あらためてお分かりいただけると思います。

 

Grapes Annex で、ヘアカラーをしていただくと、仕上がりの色が、自然の光のなかで映し出されるため、

ひじょうに確認しやすくなっています。

 

気持ちの良い自然の光の中で、

私たちスタッフも、毎日新しい発見をしながら、Annex のサービスのレベルアップをしていきたいと思っています。

 

【グレープス・アネックスの新サービス】  (無料)

美容室での仕上がりのスタイルを記念に写真に残しませんか。

お持ちのスマホ、デジカメで、ご自身のポートレイトを撮影いただけます。

 

Grapes Annex の美容室内のおススメ撮影スポットで、ご自身のセルフポートレイトをお撮りいただけます。

シャッターは、スタッフがお手伝いさせていただきます。(撮影時間は5分が目安です)

 

※Grapes Annex にて、美容施術を受けていただいたすべてのお客様が対象となります。

(Grapes Annex は、レディース専用ルームです。このサービスも女性専用とさせていただきます。)

※プロのカメラマンによる撮影をご希望の際は、専用メニューにてお承りいたします。

 

◆ご関心のある方は、ご予約の際、担当美容師までお申し付けください。

 

先日のポートレイト撮影のお仕事の際のテスト撮り。

 

私のセルフポートレイト(シャッターは、グレープス店長)でも、

ここまでの仕上がりの写真になりました。

 

秘密は、この空間の光のまわり方にあるそうです。  ※1

(ここからは、広告、雑誌などでのビジュアル制作/プロデュースのキャリアが、

美容室経営のキャリアより長いグレープス店長による解説です。)

 

※1 光のまわり方

 直射日光をカットして、なおかつ拡散させています。

光の方向性をなくすことによって、影を極力出させないような空間演出をしています。

 撮影の世界でいう、フラットライティング。

これは、日本で特に発達して、多用される技法です。

CMのムービー撮影で、商品のカテゴリーがコスメ、サニタリーで、モデル撮りであれば、

ほぼ100%このライティングと言っても過言ではないのでしょう。

(アメリカ系のハイライトを強く表現する撮影方法とは、対局。また、絵画の世界のデッサンの陰影表現を基盤にしたかのような、クラシックな日本の写真作家のライティングとも大きく異なる。90年代に隆盛のハイファッション誌がこの表現方法の礎を築いている。この技法のパイオニアであり代表的な写真家は、五味 彬氏。小暮徹氏。)

お顔の表現(映り方)で言えば、凹凸を表現しないライティング。

よって、しわや、目の下のクマを目立たなくすることに長けたライティングと言えます。

 

 いま、本屋さんで女性ファッション誌の表紙の陳列を見れば、現在のファッション写真のトレンドが、

このフラットライティング一辺倒であることが一目瞭然で理解できます。

 

 なお、グレープス・アネックスでのお客様によるセルフポートレイトの撮影サービスについてです。

が・・・

◆まず、アマチュアカメラマンさんにとっては、大きなハードルとなるライティングの心配がいらないので、

ご自身が想像した以上の写真制作ができると思います。

担当美容師とご相談のうえ、よい「記念品」をお土産にお持ち帰りください。

 ◆「プロのように上手にとれるのですか?」と質問をいただいたとすれば、、

答えは、たぶんNOです。

プロの人物写真の写真家に、写真の完成度の中で、ライティングの占める重要性の比率を尋ねれば、5割以下と答える人がほとんどでしょう。

重要な要素は、被写体とのコミュニケーション。被写体の人間性の引き出し。などとなるでしょう。

プロの写真家とは、そのように奥の深いお仕事です。 これは、美容師さんにも通じることですよね。

 

◆当店の、このセルフポートレイトの企画は、例えてみれば、

「プリクラ」を撮って、遊んでみる。みたいな、気楽な気持ちで楽しんでみてください。

そして、晴れの日、大切な記念日には、

当店の「美容(ヘアメイク)+撮影」のプロフェッショナルによる制作プランをご利用ください。