美容室グレープス (飯田市) 店長&スタッフ・ブログ

飯田駅アイパーク広場前「美容室グレープス」(グレープス.com)のブログ。 
本店「スズキ美容室」(飯田市)の話題も。

浴衣が似合うT.P.O ③ 真夏の水出し茶

2015年07月29日 | 夏・着物でお出かけ

「涼しげな飲み物 」の第二弾。

 

これは、特別なおすすめです。!  

飯田の特産物ともいえる、水。

猿庫の泉の湧水で、水出しした緑茶をどうぞ。

猿庫の泉

美容室グレープスのある飯田駅前から、車で10分程度のところにあります。

堂々、環境省指定の「名水100選」に指定されています。

「昔、茶道の大家、不蔵庵龍渓(ふぞうあんりゅうけい)宗匠という方が

茶に適した水を 求め諸国を周る中、天竜川下流の水のうまさに心をひかれ。

その源流を訪ね、風 越山山麓の松川渓谷のこの泉にたどり着いたところが、

この「さるくらの泉」である。」・・・・・という趣旨の看板です。

飲料水として、適合であるという検査結果。

ただし、あくまで生水です。(塩素殺菌されていません)

常温での保存はできません。

泉の源泉の傍らに立つ、茶室。

先の言い伝えは、ともかくとして、

この、「さるくらの泉」も含まれる、飯田の市街地の北側に連なる風越山麓を水源とする原水は、

日本で、最も軟水 ※1 の部類に入るといわれています。(硬度が1ケタに近い)

 

つまり、ミネラル(マグネシウム・カルシウム)をほとんど含まない水なのです。

水に味がないというか、くせがないというか、雑味が感じられないため、一般的には、

お茶を入れたり、白飯をたくのに、適しているといわれています。

うっそうとした林の中に泉はあります。

 

水出しのお茶には、渋みや、苦みはありません。

甘さを感じる方もいます。

お茶に最適な水と、多めの茶葉で、時間をかけて抽出した水出し茶。

大変に贅沢です。

 今日は、涼しさ、伝わりましたか?

つづく。

 

※1  飯田のボイラー屋さん(設備屋さん)によると、市内で、軟水器を設置しているところは、お宅(スズキ美容室・本店)と、〇〇病院だけではないか。とのことでした。

(そのくらい、飯田の旧市内の水道水には、ミネラルが含まれていないという証。 ミネラルは、人間の体に必要な栄養素ですが、水道設備の配管に付着して、管を消耗させます。また、機器の故障の原因となります。 軟水器は、水道水のミネラル分を除去する装置です。では、スズキ美容室が、軟水器を使用する理由については、また改めて…)

 ◆ おなじ飯田市でも、天竜川を挟んで南側の山岳地域、遠山地区( 以前の南信濃村 )には、日本有数の硬水( ヨーロッパ産のミネラルウォーター級 )の湧水が確認されています。 不思議なことです。