Barbara, portrait en clair-obscur
par Valérie Lehoux, éditions Fayard-Chorus
「バルバラ 翳りと明るさの横顔」
VALERIE LEHOUX著 480 pages, 23 € 9月5日発売
RFI 及びTeleramaのジャーナリストであるValerie LehouxがまとめたBarbaraに関する書物のおそらく決定版といえるものが出版された。
参照サイト： RFI ;
Sophie Makhno、Marie Chaix, Nadine Laik,などBarbaraの秘書として極めて身近にいた人物、そして当然、専属アコーディオニストだったRoland Romanelliらの詳細なインタビューを含む。子供時代、ベルギー時代、そして長い長いデビューまでの道のりが、多くの証言とともに明らかにされる。
シャンソン誌「Chorus」のBarbara特集を手がけたのも彼女だった。
Barbaraに関するサイトはすべて、彼女の記事にもっとも信頼を寄せている。今までBarbaraに関して証言を拒否してきた人たちも、彼女の取材と知って初めて口を開いたともいえる。未公開の写真も多く含まれている。
Abidjanでのステイジを見た人、Brelとの友情を証言する人、父の姿を見たと錯覚して道路の真ん中でパニックに陥ったBarbaraが語られたりする。
一流ジャーナリストの取材力というものが、Barbaraに関して、かかわりのあった人達からいったいどこまで何を引き出せたのか、お手並み拝見、そしてジャーナリスト魂の研究対象としてみたい。
Valerie LEHOUXは 私自身も最も信頼を寄せるBarbaraに関するBest ジャーナリストである。