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Brugge Style
嵐が秋を連れてきたブルージュ
前回すでに書いたことだが、水曜日のブルージュはひどい天気だった。
気温は真冬用のコートが必要なほど下がり、ホテルの部屋には暖炉を入れ、真っ青な空が広がったかと思うと、5分後には槍のような雨...
風が吹き、傘を飛ばす。
その後にはハケではいたかのような青空、そして5分後はまた大雨...
一日中。
とても、とてもベルギーらしい天気だ。
ベルギーらしいといえば、友達が当てにしていたレンガ職人さんが待てど暮らせど来ず、急に「明日行きます」と連絡してきたという(これも前回書きましたね...)。
連絡が来るだけマシ、これもベルギー、あるあるなのだ。
また、夫がブルージュの市役所に書類を取りに行くという用事があり、事前に何度も電話で「ブルージュの市役所で受け取るのですね」と念を押してのうえのことだった。
しかし、当日窓口へ行くと「あなたの現住所は英国にあるので、ロンドンのベルギー大使館に取りに行ってください」と。
ああ、これぞベルギーのお役所仕事である。
彼らは全く無礼というわけではない、ないけどね...
こういった職人さんの仕事の約束や、お役所仕事は、人間の力ではどうにもならない「悪天候」のようなものだと彼らは思っている...
暖炉は年中活躍。
昼間は暑くても、朝晩が冷える時期、暖炉を入れるのは最高だ。
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大邸宅 ブルージュの場合
昨夜は雨、夕食後、夫とひとつの傘を使ってブルージュを横切ったのはなかなかロマンティックだった。
今朝は唸るような大雨の後、快晴。
晴れ女だから...
かと思えば、お天気雨。
変わりやすい天気と、予定通り来ない職人さん(<明日会う予定の友達が、「レンガ職人さんが来るはずだったのに...」と、さきほど)はブルージュの名物である。
「忙しくなりそうな9月」と書いたのだったが、現実逃避に忙しい。
ブルージュに来ている。
そういえば。
今、仕事中の夫に付き合い、コーヒーを飲みながらホテルの地図室に座っており、直前の記事で「城」「宮殿」「大邸宅」の違いを考えてみたのを思い出した。
それにに鑑みると、宿泊中のホテルThe Notaryは「大邸宅」の部類に入る。
Notary とは「公証人」の意味であり、19世紀に同建物に居を構えた公証人一家から来ているという。
大邸宅:富裕層や貴族が、快適かる誇示的に住まうための豪華な私邸。居住の快適さや美観に重点を置いているといえよう。
住み心地の良さや豪華な室内装飾を備え、権力よりも、富と社会的地位を反映している。
13世紀からブルージュはその最盛期を迎え、ヨーロッパ一繁栄した都市と謳われた。
その栄華は、交易、金融、毛織物産業に支えられ、富裕な商人階級が経済的・政治的に大きな力を持っており、彼らは都市の発展を支えただけでなく、ヨーロッパ全体の貿易と経済に深く関わっていた。
そこで公証人は、なくてはならない存在であったろう。
わたしは部屋数の少ないホテルが好きだ。
こちらは9部屋。
向かいにある、こちらも馴染みのデュークス・パレス(Duke's Palace)は、136部屋。
14世紀に建てられたフランダース伯爵の住居で、後にブルゴーニュ公爵の住居となった。
プリンセンホフと呼ばれただけあって、諸プリンスの宮殿。
また晴れました。
また、柴に吠えられました(笑)。
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レンガづくりの城
エルストモンス城 Herstmonceux Castleは、イングランド南部のイースト・サセックス州 East Sussexにある15世紀に建てられた「レンガ造りの」城である。
先日、この近辺を通りかかり、フランス風の名前にひきよせられて立ち寄ったのだった。
イギリスで現存する最古のレンガ造りの建物のひとつだという。
しかもフランダース(現ベルギー北部)の建築業者によって、地元の土から焼き上げたレンガを使用して建てられたと。
残念ながら修復中で、ウィキペディアで見ると美しいファサードにはカバーがかけられ、内部も見学できなかったが。
名前がフランス風なのは、もちろんこのあたりがノルマン・コンクエスト(1066年)の舞台だったからであろう。
これ以降、防衛目的や領地支配の象徴としての城がバンバン建てられ、イングランドには、廃墟となった城も含めて今現在で1500以上も残っているそうだ。
英国全体では4000と聞いたことがある。
完全な廃墟あり、観光地あり、王室所有の城(いっぱいある)、大貴族の有名な城、女優が子供時代を過ごした小さな城(<賃貸に出ていて本気で内覧に行ったことがある)、ホテルや美術館に改装されたもの、維持費が間に合わず、パーティー会場として露命をつなぐもの...
しかしレンガ造りの城というのはあまり見ない。
「城」というよりも、「邸宅」に見えてしまう...
そういえば、「城」と「大邸宅」とか「宮殿」の違いは何なのであろう?
城(Castle)、宮殿(Palace)、大邸宅(Mansion)の主な違いはその目的、機能、建築様式にある。
城は、防衛と統治を目的として、中世(9世紀から16世紀ごろ)に建てられた。
年がら年中戦争ばかりやっていた時代、領主や王族が外敵から領土を守るための拠点として建てたものである。
厚い石壁、堀、塔、見張り台などの防衛設備を持ち、軍事と権力の象徴である。
であるからして、現代的な視点で見ると快適そうだとはとてもいえない。まず極寒で、不潔で、暗かったであろう。どれだけ権力を誇った王に比較しても、現代のわたしのほうが比較にならないほどいい生活をしてる(とほくそ笑む)。
一方、宮殿(Palace)は17世紀以降に発展し、王族や貴族の豪奢な居住、公的な儀式の執り行われる場として建てられた。
政治、外交、文化の中心であり、防衛機能はなく、権威と富を誇示するための象徴的な建物であるといえる。
外部も内部もとにかくゴテゴテと芸術や装飾で満たされ、豪華絢爛。
バロックやルネサンス様式が多く見られる。
大邸宅(Mansion)になると、17世紀以降、富裕層や貴族が、快適かる誇示的に住まうための豪華な私邸。居住の快適さや美観に重点を置いているといえよう。
住み心地の良さや豪華な室内装飾を備え、権力よりも、富と社会的地位を反映している。
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草の露、白し。季節のムースをもういちど
暑さ和らぐ夏のおわりか、草の露白き秋のはじめか。
材料がちょうどいい具合に残っていたため、お客さんに備えて桃のムースのケーキに再挑戦。
前回は桃とシャンパーニュで、高名なカクテル、ベリーニ風...夏。
今回は、桃とシェリー酒を合わせてみた。秋。
桃とシェリーのカクテルはあるのかしら。
デコレーションも多少変えてみる。
前回は桃のスライスを半円に並べたが、今回は直線的に。
まあ誰も気が付いていないよね...
9月に入り、英国南部地方はもう夏はどこかへ...
もう一回くらい、暑い週が戻ってくるのが毎年9月だが、今年はどうかな...
メロウでとてもいい季節だ。
わたしはとても忙しい9月になりそう。
ケーキを作って遊ぶくらいの暇があるくらいなのがちょうどいいのだが。
おまけの写真は、白露で白いのではないが、散歩途中で見つけた刈られたあとの枯れ草白きフィールド。イースト・サセックス州のすばらしき田舎にて。
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夏が終わる、ロンドンが始まる。
9月ですね!
ロンドン...
夏の間は、バレエもオペラもクラシックのコンサートもオフシーズン。
そのうえ大都会ロンドンは観光客で混雑を極めるので、あまり出かけなくなる。
またぞろロンドンに通うようになると、夏が終わったなあ、と思う。
バレエのシーズンはまだ先、10月からだが。
マドレーヌは注文してから焼いてくれる
早速、娘の買い物に付き合わされる。
パターンとしては、マリルボーンあたりでお昼ご飯を食べて...
同エリアの邸宅美術館Wallace Collection ウォレス・コレクションには必ず立ち寄る。
美術館は世界と人間性に向かって開いた窓。
ウォレス・コレクションから目と鼻の先にある百貨店Selfridges セルフィリッジスをひやかして、百貨店文化の健在を確認...
(夕方なら、ここからウィグモア・ホール Wigmore Hallでクラシックのコンサートへ)
さらにOxford Street オックスフォード・ストリートを渡ってMayfair メイフェア経由、Piccadilly Street ピカデリー・ストリート方面から、どんなに繁華街が混雑していても絶対に座れるこちらのバアへ。
......
以下、ロンドンのおすすめエリアを、との質問をいただいたので、この初夏にロンドン訪問した友達に当てたメッセージをシェアします。
わたしがぶらぶらして楽しいのはMarylebone
Marylebone Streetには Bayley&SageやDaylesford Organicなどのグローサリーストアがあって、見ているだけでも楽しいよ
食品でお土産にできそうなものや、家庭雑貨もあります
この通りにはおすすめできるカフェも多いです
美しくて有名な書店Daunt Booksも
二本隣のChiltern Streetもよい通りです
同エリアにThe Wallace Collectionという入館無料の邸宅美術館があり、見応えあります
そういえば近くにスタインウェイの大きなお店もある(笑)
百貨店Selfridgesの食料品売り場(地上一階)もおもしろいと思います
おすすめのジャムMelrose and Morganも置いてあったはず
地下一階にはチョコレートなどのお店が集合しているので見やすいかもです
ここに入っているお店で英国のチョコを選ぶならMeltがいいかなあ
追加で
ここからオックスフォード・ストリートを渡るとその先は比較的シックなエリアMayfair
おしゃれなカフェ、画廊やブランドの路面店なども
ケーキとお茶ならConnaughtのカフェへどうぞ
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