goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

緑の電話








緑の電話と聞いて、「緑の公衆電話」を思い出した人は昭和の人?

あの電話が出回り始めた時、
「ああ未来がやってきた」と感じたのを覚えている。

......


初めて緑の電話ボックスを見かけた。
(周知のように赤が一般的、たまにシックな黒も)

背景のエルメスや自転車のサドル、そして建物の石の色と
あまりにも色がマッチしていたのでしばし見入ってしまった。

シティで毎年やっている
Sculpture in the city(青空彫刻ウォーク)を見た後だったので
目がいつもよりアートモードだったのかも。
うーむ、これはダダですな(なーんて)。


子供の時分、「〇〇色の車を見かけたらラッキー」系の遊びをした時と
全く同じ、ラッキーな気分になった。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

陽気地上に発す








娘の学校がハーフターム(学期半ばの折り返し休みといったところ)に入ったので
ロンドンに泊まりがけで遊びに来ている。

昨日は惨めな土砂降りだったが、
今日は清々しく澄み切ったごきげんな一日だった。

中華料理屋で旧正月の祝膳をみかけ、
旧暦が自然に則していると言われるのはなるほどそうなのかなと思う。


サーチギャラリー(また...)と
ロンドン博物館で開催中のシャーロック・ホームズ展に行き、
シティをぶらぶらしていたらあっと言う間に日が暮れた。

歩き過ぎ、
もう寝よう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

happy valentine's day








@Four Seasons
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

華はどこへ行った/「白鳥の湖」リハーサル




リハーサルはどうも...と言いながら、この1年ほどは夜まで娘に手がかからなくなったのと、幸運が続いているのとに両手を取られいそいそ参上した。

ロイヤル・バレエの「白鳥の湖」。

話の筋、これ以外にはあり得ない音楽、振り付け、演出、そして全体を包む謎と解釈の多様さも、すべて大好き。一番好きなバレエの出し物だ。


しかし、やっぱりリハーサルは...

全体的に何とも「華」のない舞台だった。

舞台人(<という言い方はあるのか)には、全員にとは言わないが、主役級には「この人が登場すると舞台の空気や色が変わる」華が必要不可欠だと思う。これは努力やトレーニングで養成できるものではないのだろうし、何をもって「華」かと問われても答えようがない。しかし、持っている人は持っており、あると分かるときは分かる。
そして華のある人がひとりもいない舞台というのは、何とも色あせて見えるのだなと痛感した。

とにかく主役のオデット/オディールの動きが非常に子供っぽく、見ていてつまらなかった。
動きの最小単位(時間の取り方の最小単位)が雑で無粋。
先月はアリーナ・コジョカル(Alina Cojocaru)のオデット/オディールを見たので比較すると、コジョカルの場合は、彼女が舞台上の時間を支配しているのではないかと思うほど動きが美しかった。これは最上級の誉め言葉だ。

次に身体が小さいのが気になってしょうがない踊りだったこと。身体が小さい優れたダンサーはいくらでもいる(コジョカルも小柄)が、会場全体を包んではみ出すオーラや、身体の使い方などで普通は全然気にならないはずなのだ。小さい身体で小さく踊ることには何の意味もない。これは「華」と被るだろう。


そんなあれこれを考えさせられたことを玩味すると、見に行って悪くはなかった(上から目線!)。


演出に関しては、3幕目の王子の花嫁選びの舞踏会のシーン。
ロイヤル・バレエの解釈では、この舞踏会は無礼講の仮装舞踏会だ。ロットバルトが歌舞伎風の顔立ちで妖怪じみた家来を連れているのも、オデット(実はオディール)がなぜか黒いチュチュをまとっているのも「仮装である」ことで説明がつく。また、図々しくも厚かましくも、ロットバルトが女王の隣りの玉座に座りこむのも、「無礼講だから」で説明がつく。
(例えばこの場面、アメリカン・バレエ・シアターは、ロットバルトがどんな女性をも意のままに操ることができるマスター・マニュピュレーター、超美形の魅惑的な男として描いていて、こちらにもかなり説得力がある。王子の花嫁候補達をメロメロにしてしまうのは圧巻。王子立場なし)。

ううむ、さすが「すべてを説明し尽くす」ロイヤル・バレエだ。わたしとしては、「なんだか分からないけれど、場の雰囲気でうっかり」とか、「いつのまにか」「魔が差して」「誰も気がつかないうちに」というような人間の心の謎な部分をそのままにしておく方が自然でいいと思うのだが。


何回見ても毎回何か考えたり「ひらめいた!」と完全自己満足にニヤニヤしたり、楽しいことが満載のバレエ鑑賞なのだった。

幸せだなあ。


(写真はtheguradian.comより、2011年のもの)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

icon








「セカイ通信ロンドン」編までとっておこうと思ったのだが、
もう我慢できない。


マイケルのないポップアートなんて...


Gary Hume, Michael
@Saatchi Gallery Post Pop

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »