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無花果








庭にいちじくの木が3本ある。
夫が「地中海っぽい」植物を好んで植えたがるのだ。
オリーブの木とか。バナナ(<違う...)とか。

いちじくの赤ちゃんの葉っぱのかわいらしさは最強だと思う。


芦屋の祖母の家には庭に大きな日陰ができるほど立派な無花果の木があり、子どもの頃、常に甘いものに飢えていたわたしは、その実を取っては一口だけ食べて捨てていた。
一日に何度も何度も同じことを繰り返した。
どうしても好きになれない味と肉質であるのに、一口かじらずにはいられないあの匂いと芯の冷たさと、単なる甘味への欲求。

祖母は「お腹を下すからお止めなさい」と言って、母に内緒でドンクのお菓子をくれた。



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never been kissed




夫が娘をボーリングへ連れて行く約束をしていたので、手加減なしの真剣勝負に行ってきた。


子どもとプレイしてもちっとも楽しくないが、大人ばかりでボーリング・パーティーをしたらきっと楽しいだろうと思う。
男性はメンツをかけて張り切るだろうし、女性はきっとかわいぶるに違いない。そんな人間観察が楽しそうだ。もちろんわたしはメンツをかけて張り切りつつかわいぶる派(笑)。



われわれが到着すると、隣のレーンには中学1年か2年生のカップルが2組と、男の子1人の計5人グループがいた。
カップル2組はゲームの間中、子どもができるのではないかと思うくらいの勢いでずっと(文字通りずっと)熱い抱擁を交わし合っていた。

うむ、これが不純異性交遊というものなのか。わたしが若い頃、学校からも両親からもボーリング場やローラースケート場へ出入りすることを禁止されていたのは、こういう理由からだったのだ(笑)。


かわいそうなのがそのシングルの男の子である。

ついてこなければいいものを、ついて来てしまった彼の気持ちも分かる。若さとはそういうものなのである。



もし夫が一緒じゃなかったら、わたしが去り際にキスしてあげたのになあ。彼、感謝するだろうなあ...


もしわたしが
ヴィクトリアズ・シークレットのお姐さんのように魅惑的であったらだけど。



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復活







気温が低すぎたせいだったのだろう、去年は庭の桜は花を咲かせなかった。

老木なのでもう終わりかとも思っていたら、今年は完全復活。
復活祭の休暇中前半、旅行から戻ったら春空の下に満開だった。

わたくしも便乗で復活。



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4月の花






桜、藤、薔薇、あじさい、芍薬...など、わたしの好きな花が統一感なく野性的に植えられている庭に、木蓮が咲いた。

木蓮大好き。あの世の花、という感じ。


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