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Brugge Style
大聖堂という名のテーブル
あるダイニング・テーブルに恋している。ダイニングに10人掛けが欲しい、という理由でなんとなく探し始め、しょっぱなから出会ってしまった。一目惚れ。
前々から気になってはいたのだが、見て見ないフリを続けてきた...そしてはっきり見てしまった...
よく行く家具屋、Louis Van Acker(わたしが好きなBを扱うブルージュで唯一のお店)で他のものをあれこれ見せてもらっても眼に入らない。
それがCassina社の La Bassilica (Mario Belliniのデザイン!)。
デザインの素晴らしさ、素材、素材の使い方、そして製造過程、どれをとっても文句なし、ワタクシにとっては世界で一番美しいテーブルなのだが...
やはりお値段もそれなりに素晴らしい。
わたしは使い捨て派ではない。日用品、家具など生活に必要なものすべて、「いいものや自分にとって具合のいいものを大切に修理して長~く使う」派。ですから値段が張るものを買うのはやぶさかではない。でも7桁の買い物の場合は実物を見てから決めたい...
Louis Van Ackerには現物がないので、Gent、 Kortrijk、ParisのCassina取扱店に連絡したのだが、どこも店頭には置いていない。
ああ~余計に見たくなるではないの。
Milanoの本社まで行かなくてはダメか。
幻の「大聖堂」という名のテーブルに会うために冬のミラノまで、というのもかなりロマンティック...(笑)と言うかバカ?
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ブルージュ・ホテル事情
この小さな旧市街には、いったい何件のホテルがあるのだろう...
ブルージュ当局はこれ以上ホテルが増えることを懸念し、現在のところ、新規でホテル改装建築は許可されていない(ホテルが増えすぎて共倒れになることや、街の外観、建築物のコンディションを守る、環境問題など理由は複数あると思われる。ちなみにブルージュでは、観光ボートの数も馬車の数も規制されている)。
当局がホテルの増え過ぎを心配しているのをよそに、毎年観光シーズンの盛りには旧市街のホテルが120パーセント稼働し、多くの観光客が街の外や近郊の街に滞在することを強いられているそうである。
反対にロー・シーズンは完全に営業を停止してしまうホテルもあるから...
この辺りのバランスを取るのは難しそう。
ところで今日からある建物が鳴り物入りでホテル改築工事に入った。シッピング・ストリートNoordzandstraatの裏手、立地条件も抜群な、その名もPrinsenhof(直訳すると「王子の館」ほどの意味)。
古くは伯爵邸で、14世紀の建築物(現在残っているのは多くが後世の修復)。かなり長期にわたって放置されてきたのだが、まあまあ豪華な展開をしているホテル・チェーン、Kempinskiが買い取って改築にこぎ着けた。
ブルージュにはこのような過去の豪勢な建物がごろごろあるのだが、ホテルにするか、アパートにするか、そのくらいしか選択肢がないのである...
この建物の裏には、学校の運動場よりも広い敷地が広がっている。正面からは絶対に想像できない驚くような広さ。
ホテル大好きな人間の一人として、ブルージュという立地条件、敷地の利用方法、内部の設備、Kempinskiのセンスに期待している(地元人も遊べるホテルにしてほしい)。
屋根の上の天使に見守られながら...
ホテル・ラッシュのあだ花にならなければいいけれど。
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Captain Blackadderの墓標を訪ねて
ベルギー王国が位置する土地は、昔から地理的に戦場とされる運命にあったそうである。
ブルージュ周辺にも古戦場が数多く残り(新しくは第一次、二次世界大戦の)、今となっては、悲しいほど美しい青空の下に広がる草原が訪問者の胸をしめつける。
娘が祖父母と一緒に第一次大戦当時の戦場の一つDiksmuideへ行った(当時の塹壕の様子を展示するIjertorenやハイキング・コースなどに整備されている)。
5歳の彼女に予備知識として、戦争とはどういうものかということ、大きな戦争があった(今もある)ということなどを説明していたのだが、具体的に何かちょっとした例を、と考えたところ...
思いついたのが英国の秀逸なコメディ「Blackadder」シリーズ。最後のエピソードは第一次世界大戦下(1917頃)の西部戦線が舞台で、主演のRowan Atkinson演ずるCaptain Blackadderがなんとか生き延びようとムダな努力を繰り広げる...というストーリー。
コメディと言えど、最後はシンプルで、ある意味現実的な幕切れなのである。皮肉で、そして想像を絶するほど悲惨...悲惨なだけでなく、皮肉だというところが「戦争」ではありますまいか。
とにかくBlackadderファンの娘は一発理解(少なくともどういった状況かは理解した模様)したし、出張中の父親にも電話で「Blackadderが戦ったところを見に行くのよ」と説明していた。
帰宅後。
彼女にとっては展示物が相当ショックだったらしく、爆撃の音や内部の狭さ暗さ、歩兵の様子などを何度も説明してくれた。西部戦線の惨状は有名だが、彼女の熱弁に刺激されてあらためてこのページを拝見。こういう時にインターネットって本当にありがたい。
...
Rowan Atkinson、彼はMr. BeanやMr. Englandなどの「アホキャラ」で有名だが、実は「頭の切れる皮肉な奴」をやらせた方が千倍おもしろい。
シリーズ最後のエピソード、「Blackadder goes forth」は彼がそういうキャラを演じていておすすめ。
...コメディのおすすめをしているのやら、西部戦線の悲惨さを語りたいのやら訳のわからない展開になってしまった...
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ホット・チョコレートの気分
いつまで続くのかこの陽気、今日のブルージュも昼間は22度以上になり、街中うきうきした顔つきの人々で一杯である。
わたしも胸元が大きく開いた薄手のセーターにミニスカート。新調したのでどうしても履きたかったManolo Blahnikの膝丈のブーツを合わせたが、かなり暑かった。
こんな素敵なお天気のもとでのシャンパン・ブランチ・パーティー、チョイスの中に秋らしくホット・チョコレートが...
甘い飲み物が苦手なわたしは「うわ、あつくるし」と心中コメントしたのものの、未知の様式だったのであらためて反応。
ブルージュでホット・チョコレートを注文すると、ホット・ミルクの入ったポットとペースト状のチョコレートが小皿に盛られて共され、それらを好きな分量で合わせて飲むことになる。

でも写真のこれ...塊チョコがロリポップのように棒に刺さっていて、それをホット・ミルクに突っ込み、溶かしながら飲む。
友人と何時間もおしゃべりしながら過ごす、秋の夕暮れにぴったりではないか。
自分では飲みそうにないので(ワタクシはおしゃべりしながら赤ワインね)お使いもの用として数セット購入した。甘党の友人に飲ませて感想をとろう。フレーバーもフォンダン、プラリネ、などいろいろあるようである...
(choc-o-lait社のものでCarpe Diemで購入)。
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diddleの魅力
君はdiddleを知っているか?!ベルギー近隣諸国でお子さんをお持ちの方はご存知かと思うが、ドイツ生まれの妙なねずみのキャラクター。
この数年というもの、少女たちの間で爆発的人気を誇っている(最近日本にも進出したというウワサを耳にしたが、どうなんだろう?不戦負という気がするが)。
おばちゃんなわたしの感覚でも、サンリオのシナモロールちゃんや、うさはなちゃんの方がかわいい...
子どもの感覚というものは理解できぬ。
分かるのは、ワタクシもその昔少女だった頃、人気の出始めたハロー・キティ・グッズを求めるために親友と腕を組んで阪急岡本駅前の「まつもと」に通ったあの気持。
許されたお小遣いの中から何を買うか、何時間も何時間も悩んだ。
大人買いができるようになった今、感慨深く思い出す。
さて、diddleキャラクター、お店には様々なグッズがあるが、やはり人気の中心はメモ帳/便せん群である。
何十種類もあるメモ帳/便せんを(リーフで)ファイルして保管しておき、お友達と交換し合う、というのが楽しみの一つになっているようだ。
年長のおねえちゃまたちは、それこそたくさんコレクションをしているし、最近この分野に参入した娘も、ファイルのレイアウトを考えたり、お友達からもらったり、コレクション充実に余念がない。
驚いたことに、お祭りで屋台が出る時には、レアもののメモ帳や便せんがリーフで(!)売られていたりするのである!リーフですよ、便せんの一枚一枚!
子どもの遊びというのはすべて「大人になりたい」気持から発生しているのだ、と言う(そんなことを言うのはフロイト先生でしたっけ)。
結局少女の世界も、ワタクシどもマダムの世界も、あまり変わらないのか。
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