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なずの木の さやさや




玄関を飾る、遊びっぽくて、簡潔なデザインから連想をさそうような飾りものはないかな?
と、ずっと探していた。


やっとあった、わたし好みのものが。

写真の壁の、これはVitra社のAlgen(海藻)という名のクラフトだ。
ベルギーのインテリア雑誌で見て、ずっと欲しいと思っていたら、アントワープのDonumで発見した。3ヶ月待たされてついに手元へやってきた。


1ピース約20cmX10cmの昆布形のパーツをピンでつなげ、自由に形成していくのだが、こういう一筆書き的なパターン(例えば他にはアラベスクとかカリグラフィとか)に強く惹かれるわたしの心を鷲づかみ。
ライトを落とすと深い影ができるので、ほんと、海藻のただよう暗い海の中にいるような...連想。








枯野を塩に焼き 其が余 琴に作り 掻き弾くや
由良の門の 門中の海石(いくり)に触れ立つ 浸漬(なず)の木の さやさや




写真は50ピースをつなげたもので、縦2m横3m弱の大きさ。このピース数でも壁から藻が生えているような立体感があるのだが、さらに厚みを出して天蓋のようにしたいので、50ピースを追加注文した。
全部で100ピースに形成できたらあらためて写真をアップしよう。

値段が手頃で、お遊びがお好きな方にはおすすめ。


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