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長崎ものがたり




一時帰国中、恒例になっている友達との旅行、今回は二泊で長崎へ。

フットワークが軽く、決断早く、おいしいものに詳しく、関西人には何よりも重要な要素・おもしろい。見た目は可愛い2人が毎回涙が出るほど笑わせてくれる。

しかし、軍艦島や、平和公園、南蛮貿易の人身売買など、笑ってはいられないものも多いのが長崎だ...いや、長崎だけでなく、どの街にもどの国にも光と影がある。




なんと美しい地勢。
当初、九十九島まで行けるのでは...と関西人3人は考えたのだが、九州、広い!! 長崎をはじめ、九州は決して初めてはないもの、やっぱり広い。
佐世保まで行くには、長崎二泊三日ではとても無理。また次回に、と長崎に集中した。


軍艦島(端島)は、長崎県の無人島であり、「軍艦」とはよく言ったものである。
そのあだ名の初出は新聞記事だとか。

かつては石炭鉱山で日本の富国強兵政策を支えた。以下、わたし個人のまとめ。

労働条件の悪化: 長時間労働や危険な作業環境は当然で、健康や安全に深刻な悪影響を及ぼした。

労働者の福利厚生の不足: 住宅の条件が劣悪で、狭い空間に多くの労働者が住んでいた。また、医療や教育などの社会的な基盤も不十分であり、生活水準は低かった。

環境破壊: 軍艦島の石炭採掘に伴い、島の自然環境は深刻な被害を受けた。土地の掘削、石炭の処理に伴う大量の廃棄物の排出が行われ、島の景観や生態系には甚大な影響を与た。

社会的孤立: 軍艦島は閉鎖的なコミュニティで、労働者や家族の社会的な孤立感や心理的な問題があった。

経済の衰退: 石炭需要の低下や他のエネルギー源の台頭により、石炭産業は衰退、地域経済に大きな打撃を与え、失業率の上昇や経済的な不安定化をもたらた。




わたしは大航海時代から東アジア植民地化にかけての歴史にとても興味があるので、出島や、外国人居留地を訪れるのを特別楽しみにしていた。







外国人居留地の豪邸の中で、友達がぽつりと言った「軍艦島とこの違い!」というのがとてもとても心に残った。




オランダ語・日本語の単語帳。小学校一年生レベル、わたしには分かるよ! と、得意に...

夫と娘に見せたら感動していた(彼らはベルギー出身のオランダ語を話すフラマン人である)




観光もだが、カステラに有名どころがたくさんあるなどつゆ知らず。

彼女たちのおかげで、カステラを何件も食べ比べ、朝開店前から並んだ。
カフェでは見たこともないタイプの「ミルクセーキ」を試し、おいしさに驚く。

しっぽくも、ちゃんぽんも、そして魚介が非常においしかったー! 







核は抑止ではなく、廃絶しよう。
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