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Brugge Style
いつかまた旅に出るための本
英国の隔離生活ももう10週目。
最近では逆に社会復帰(「メイフェアに13時、その後コヴェント・ガーデンに19時」とかの逆算ができそうにない...)ができるのかが心配なくらい、半径1マイルのドメスティックな日常が身についてしまった。
さらに、もともと視野が狭いタイプなのに、ますます頭が悪くなっているのが体感できる。
ほんとうに心配だ。
旅好きとしては早くどこかに行きたい。
わたしも夫も旅好きだ。
例えば去年は
ベルギー 6回
イタリア 6回
フランス 3回
オーストリア
アメリカ
ドイツ
チェコ
日本
ドバイ
アブダビ
スペイン
(英国内は含まず)
夫はこれらプラス単独で出張にも出ている。
わたしは荷物は決して少ない方ではないが、用意は寸分で完成する。
クロゼット内に旅行用の棚と、どこに行くにも共通携行物のチェックリストを準備してあるからだ。
旅行用のものはジュエリーケースから携帯用ルームキャンドル、変圧器やチャージャーの類、使えそうな化粧品の試供品やジップロックまで、すべてその中に整理している。
チャージャーなどを旅行前になって探し回る必要がなくなったのは気持ちがいい。
いつか旅行用品だけを取り揃えたお店がしたい。
オリジナルの携帯用ルームキャンドルを作って、そのひとつひとつに世界中の街の名前をつける...
昔はどうぜ妄想で終わりそうと思っていたが、昨今ではバーチャルでいくらでも可能というのがいい。
それでもおそらく妄想のままだろうが(笑)。
多くの国で移動が可能になりつつある。
もう出かけた行動的な人も、具体的に計画を立てている人も、なんとなく空想している人もおられるだろう。
目下のわたしの空想旅行ネタ本は、パッラーディオほかのルネッサンス建築の写真集だ。
夫はカラヴァッジョの絵画を全制覇するのが夢なので、カラヴァッジョの豪華本を眺めている。
宿泊可能なパッラーディオ建築Villa Saracenoもあるので、もちろん行ってみたく、こういう建物の中にこういう部屋と時間があって、こういう服装をしたく、周りにはこういう人がいて、こういう歴史があって...と
果てしないロマン。
この秋はパルマでFornasettiの展覧会があるので、ついでに周辺のパッラーディオ建築をドライブ旅行で見て周ろうと思っていたのになあ...
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