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道祖神










義理両親の家、二階部分の外壁に鎮座する極彩色のマリア像。ホドロフスキーの「エル・トポ」な色。

建物の装飾とは別に、こういう道祖神的な「祠入り」マリア像は街に何カ所かある。

教会でもなんでもない普通の家のたいてい角、道の辻にあたる場所にあり、人間を災いから守ってくれる。


宗教的に正確な情報かどうかは知らないが、お地蔵さまはその霊的な高さ(菩薩だからして)にもかかわらず、人間を見守るためにわざわざ俗世に属することを選びとった、と聞いたことがある。
あの羽衣のようなシンプルなお衣装は、災いが起こる前に風の早さで駆けつけるためなのだ、と。

その慈悲は地の底まで染み渡る。


古今東西、ありがたいものですな。


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