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マグリットの光の帝国





なんとなーく

ベルギー出身の画家、ルネ・マグリットの『光の帝国』の
青空の部分がないような写真が撮れた(ブルージュのDijverにて)

あの作品はもちろん昼間の青空の部分があってこその作品であり

どこをとっても夜のこの写真は

シュルレアリズムのコンセプトである

「あるモチーフを本来あるべき環境や文脈から切り離して別の場所へ移し置くことで、
画面に違和感を生じさせるシュルレアリスムの表現手法」

を、かすってもいないが、

闇の中で煌々と輝く街灯も、そうとう場違いな感じがしたのだ

場違いなのに何か愛着のあるような懐かしいような感じ
つまり、夢の中ではよく知っていておなじみのような感じ...

マグリットという人は、自分自身の存在を世の中でそういうふうに持て余していたのかも
と余計なお節介を感じてしまった

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