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大人になる




「Moetさんって雰囲気が浮世離れしてるのよね。」
「浮世離れと言うか、生活感がないのよ。」
「浮世離れと言うならば、霞食って生きてる、っていう感じよね。」
以上、この方々はいい意味で言っているのではない。悪意でいっぱいに違いない(笑)。


わたしには昔からなぜか年上の友人が多い。この会話もわたしより一回り年上のマダム達との間で交わされたもの。

わたしは同年代の友人達の中では在ベルギー7年で長い方、年齢だって上の方、なのだが、在ベルギー20年以上が当然のマダム達の中に入るとまだまだお嬢ちゃんである。年齢ってレラティヴ。



なぜこんなことを書いているのかと言いうと、レラティヴでなく若かった頃、年上の友人に、「世間に出て大人になるということは、他人が見たMoet像が本当のMoet像であるということ。言い訳はできない。」と言われたのを、感慨深く思い出したからである。

すごく潔いではないか。潔い人間になることはワタクシの終身の目標でもあるのだ。


次回からはマダム達に何を言われて肴にされようと(笑)、「そんなことないですよ~」などと反撃/言い訳などせず、黙って微笑んでエレガントに流せる、そんな人になろう(笑)。


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