goo

12月のプラム・タルト




ベルギーには美味しいお菓子がたくさんある。

わたしが一番好きなのはプラムのタルトだ。

フルーツのタルト、大好き!

なぜか英国にはフルーツを主にしたお菓子がない。
夏のストロベリー・クリーム(いちごに生クリームをかけるだけなのでケーキじゃない)くらい? 他にはクリスマスの、フルーツのブランデー漬けを入れたプディングとか、ベリーのパンプディングとか...うむ。

ベルギーのプラムのタルトは、薄いパート・ブリゼにプラムのジャムを塗り、プラムをぎっしり乗せて焦げつくまで焼き、シナモンと粉砂糖をふる。


先日イングランドのスーパーマーケットでプラムが安かったので(今、旬なの? 夏だと思っていた)、二つのレシピを参考にして焼いてみた。が、水分が多め、プラム少なめの薄い仕上がりで、わたしが好きなタイプとは違った。

そこで昨日は、砂糖とレモンと塩で一晩マリネしたプラムから出るジュースを飴状になるまで煮詰めてみた。
これを焼き上がったパートブリゼにジャムとの二層で塗る。




わたしの好みでプラムを倍量以上使った。1.2キロ(パイ型20センチ)。

大成功!

好きな味!


今年の重陽は遠に過ぎてしまったが、来年は菊に見立てて重陽の節句を祝うことにしよう。
忘れないうちにレシピとコツをメモしなくては。
ないと思うけれど(笑)、もしご要望があればレシピ載せます。



こちらはブルージュの大好きなレストラン、ヨンクマンのテーブルの菊の花...似ていますよね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ロンドンのク... 冬至のフィレ... »