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デミよ。




「何が怖いかと言えば、人生の最後になって自分が愛される人間ではなく、愛される価値がないと気付いてしまうこと。自分に何か根本的な問題があると知ってしまうこと」

健康問題を抱え、治療を受けることになったデミ・ムーアが、去年の暮れの離婚発表後にこう語ったそうだ(ロイター、2012年1月4日の記事)。


記事の前後が分からないのでこの部分だけを取り上げてコメントするのは公平ではないと思うが、離婚後の不安の中で彼女が語ったとカッコつきで引用されている、と断りを入れつつ...(もしかしたらこの後に「でも...」とポジティブな巻き返しをして最後きれいにまとめたインタビューだったのかもしれない)


わたしが何が怖いかと言えば、49歳にもなった人間が、人生の価値は「愛されること」にあると思っているらしき点だ。それが根本的な問題だ。

人生の折り返しを過ぎ、最後になったら、愛されるより愛する人間にならなくてはならないと思う。

若い頃デビューした女優さんだから、ちやほやされて今まで来たのだろうなという想像はできる。それでも「愛」を知るのに美人女優さんも一般人もないのである。

愛は自分が相手に差し出すものである。
たぶんこの世で好ましいと思われているものは、自分が受けるものだと思われがちだが、愛も、尊敬も、知性も、勇気も、希望も、お金も、すべて自分が差し出すものなのだ。

セントエルモスファイヤーの頃ならまあ仕方がないけれど、愛を他人からスタバのラテのように受け取れるものだと思っている限り、彼女の具合は良くならないだろう。


早く治るといいね。
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