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ヘンレ・ブルー




英国がコロナ禍でロックダウンになったとき、ダイニングルームの壁を塗り直したのには充実感があった。

その時、ピアノ室も...と言っていたのだが、つい一部屋完成で満足して放置してしまっていた。


先日、ピアノ室によさそうなランプシェードを購入、それがきっかけとなり、家事が大好きな夫がついに一念発起して...
クラシックなパイナップル・ダマスクのベージュの壁紙をはがし、今日、土曜日の朝から塗り始めた。


ピアノ室だけに、ずっとあの美しいヘンレの青に塗りたいと思っていたのだ!
ウィーンで音楽を鑑賞したあとの、ザッハー・ホテルのブルー・バアが妙に落ち着く、真似したい...というのもある。


しかし、ヘンレの楽譜にしてもそれぞれ微妙に異なるブルーだし、娘は「暗い青はやめて、楽譜が見にくい」と言うわで、どのペンキ会社のどの青にするかなかなか決められず...ついに「エトルリア」といういわゆるウエッジウッド・ブルーの名称を持つこの色に決めた。

それが上の写真である。
部屋の電気の色でペンキの方が濃く写っているが、なかなか良い色。

わたしの部屋で使っている濃いブルーのソファーもこちらに移動させるつもり...完成したらご覧になってね。
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