日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
白露のfrasier
毎年9月はお客さんの多い月だ。
夏の長めの旅行が終わり、高校生までの子供は新学期が始まったタイミング。
9月末始まりの大学生や、夏休みの混雑を避ける人が英国を訪問してくれる。
この9月は、たまたまウインザー城をご案内する予定の日が、エリザベス女王のご崩御の日だったために行き先を変更したり、19日の国葬の日には大混雑が予想されるロンドンのど真ん中を通過してユーロスターの駅までたどり着かなければならない方の旅程変更を試みたりと混乱気味ではある。
しかも気候は、先週から突然気温が下がり寒いし...雨模様だし...
ヴェジタリアンの方の食事の用意は大変だったし...
そういえば日本では子供も大好きコーンクリームのコロッケは大ヒットだった!
他にはカリフラワーの唐揚げや、王道で豆腐ハンバーグ、根菜のサラダ、マッシュルームのパン粉揚げ、野菜の春巻き、厚揚げのトマト煮、じゃがいものグラタン...慣れていないためメインに揚げ物やクリームソースが多くなったのは反省。
一方、イタリアンやインディアンにすればメニューを組み立てるのが楽だと知った。
食後のデザートはケーキではなく、簡単でさっぱりしたムースを作ることが多い。
Emotions a Partager(エルメのレシピで薔薇とフランボワーズとライチ、マスカルポーネのゼリーとムースの組み合わせ)や、ベルギー人大好きチョコレートのムース、ティラミスや、わたし自身が大好きな柑橘類のムース。
昨日はお誕生日のお祝いにフレジェを作った。
英国産いちごは出回る時期が遅く、今もまだ美味しそうな(しかし不揃いな)宝石のように輝く粒が店頭に並んでいる。
いちごと薔薇はなにか英国を連想させるところがある。
どこにもない、イメージの中の美しい英国。
今日はお客さんを巻き込んで、これから一緒に食料品の買い出しに行くつもりだ。
外国のお肉屋さんやスーパーをのぞくのは面白いと思うので...
まずは村の魚屋さんに頼んでおいた刺身用の鯛を取りに行く! これでカルパッチョを作るつもり。
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