goo

アムステル川とオランダ国立オペラ&バレエ




アムステルダムの国立オペラ&バレエ劇場は、アムステルダム発祥のアムステル川を望むように建っている。

アムステル川は扇型に広がる運河と比べて幅も広く、川沿いの邸宅はさらに立派である。

エルミタージュ美術館別館や、アスムテル・ホテル、羽橋で有名なマヘレ橋...
17世紀には交易と交易手段を手中に収め、世界初の覇権国家(世界経済で最も影響力のある国)として君臨した国、オランダに思いを馳せられる。見飽きない。




水の都、いいですよね。
夫が嫌だというので乗らなかったが、今度はボートに乗って観光してみたい。




アムステルダムではオランダ国立バレエの公演も鑑賞した。
目的はボリショイ・バレエから移籍したばかりの美しきオルガ・スミルノワ。




今年3月、ロシアのウクライナ侵攻が始まった後、ボリショイ・バレエのプリンシパル、オルガ・スミルノワはロシアを公然と批判、オランダ国立バレエ団に移籍したのは記憶に新しい(わたしはBBCのニュースで知った)。

「私の魂のすべてで、この戦争に反対する」
「文明社会は平和的な交渉によってのみ政治問題を解決することを期待する」
などと表明。他のダンサーにも支持されたという。

芸術界の人が政治的発言をするのは、人として当たり前であり、わたしも強く支持する。




HANS VAN MANEN FESTIVAL、演目はMetaforen, Sarcasmen, Frank Bridge Variations, Grosse Fuge
ペアの愛憎と執着を描いたものが多かった。
人間というのはこういう感情抜きには語れないものなのかなあ、やはり。

国も人も。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )