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ベルギーのお土産はなにはともあれ食品!!




今年ももう12月!
早すぎやしませんか。

去年(2020年)の今頃、英国首相は「クリスマスを救う」とかなんとかおっしゃっていたが、結局状況を読み誤り、クリスマスの会合などは禁止されたのだった。

そして今年、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」拡大の懸念から、イングランドでは昨日から一部公共の場所でのマスク着用が義務化された。

英国では88%以上の人が2回の摂取を完了し、3回目を受けた人も2000万人(/6600万人)に迫ろうかという成果が出ている(わたし自身も先月日本から帰国してすぐに3回目を摂取した)のにもかかわらず、だ。


最近はロンドンでのみなさんの傍若無人ぶりに、この出好きのモエが、あまり出かけたくないとさえ思い始めている。
唯一の外出先、ロイヤル・オペラ・ハウスでも「周りの人への配慮のため、マスクをご着用ください」というダイレクター直々のアナウンスも虚しく、満席のなか8割方がマスク非着用だ。
オペラハウスで鑑賞中は誰も声を出したりしないにしても。

多くの人は、政府の横暴から身を守るとなどという人権のためとかそういったどちらかというとまともな理屈はなしに、「単に息苦しいから」とマスクを外しておっしゃる。
また劇場が閉鎖されるのと、マスクするのと、どっちを取るの!? と思う。


ああ、また長々書いてしまった。ここからが今日の本文。

このままではクリスマス前に予定しているベルギーのブルージュ帰省も、クリスマスのフィレンツェもお正月のパリも、危うい。
ここ英国島にまた閉じ込められるのだろうか...

そんな不安感から先日のブルージュ帰省時には普段より多めに食品を買い込んだりもした。
フランスの食が豊富で美味なことは誰でもご存知だと思うが、ベルギーも同様。
ドーバー海峡を一つ隔てただけで(大陸と英国では)食への関心はこうも違う。

先月、日本から帰英し、 日本のお土産はなにはともあれ食品!!を書いたので、ベルギー版も写真を載せてみた。

やはりこれは一部で、デリカテッセンの蝋引き紙つつみのパテやハム、タルタルステーキ、チーズ、フランスパン、聖ニコラース祭のチョコレート、ブラウン・シュリンプ(小エビ)などは写っていない...


もし、クリスマスとお正月、英国島に閉じ込められるなら、夜行寝台列車カレドニアン・スリーパーに乗ってスコットランドに行きたいなあと思っている。
英国から欧州大陸への出入国移動が禁止されてからチケットを手配しても取れるなら、の話になるが。

夜行寝台列車といえば、オリエント急行のロンドン・ヴェネツィア間を、とある節目の誕生日にサプライズでと夫にリクエストしていて、その話を友達にしたら、「それはサプライズじゃなくてプレッシャー」と笑われた(笑)。

ある友人とは、いつかシベリア鉄道でモスクワからウラジオストックへという約束もある。

今後の地球温暖化対策の一貫として、昔のように夜行寝台列車のルートが増えたらいいのに。
飛行機で1時間、の距離なんかは廃止して電車を使う、とか。いいアイデアだと思うけどなあ。
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