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ブルージュを夜歩く 晩秋




たまには晴れ渡った夜のブルージュの写真もいいかなと。

晴れていさえすれば、ブルージュの楽しみは街歩きだ。
写真のように、日が暮れてからも(暗いが、19時半くらい)。




商店はどこも18時には閉店してしまい、明々と照らされたショウウインドウを見て歩くのがとても好き。

常に隣り合わせになってはいるが、普段は気がつかないもうひとつの世界に入り込んでしまったような気がするから。




もちろん夏場の夜も格別、そして今のこの時期、寒い寒いと言いながら(実はまだそんなに寒くないので)、マフラーをきつく巻いて歩き回ったり、馴染みのバアに立ち寄ったりするのは格別。

そう思うのはわたしだけではないようで、上の写真のようにベンチに座ってライトアップを眺める地元の人も。

中世にヨーロッパ一豊かだったこの土地を支配し、権勢をふるったブルゴンディ公さえもこのような風景は見ることはできなかったのだと思うとほくそ笑みをおさえきれないのである。
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