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秋暮るるアントワープ中央駅




欧州で常に「最も美しい鉄道駅」に選ばれる、ベルギーのアントワープ中央駅。

世紀末もいよいよ終わりを迎えた1895年に着工、ベルギーの建築家ルイ・デラサンセリによる。
トレイン・シェッドも美しい。
エッフェル塔とほとんど同時期の建築物だ。







現在、ベルギーの鉄道は大々的な工事を行なっており、ブルージュからアントワープに向かったわたしはまず首都のブリュッセル南駅まで出てからエッセン行きの列車に乗り換えた。
この列車はベルギーからオランダを通過してドイツまで行くようだ...(後で分かったことだが、この「エッセン」はドイツのエッセンではなく、ベルギーのエッセンだった。あはは。でもドイツ行きの列車も普通に走っているんですよ!)

国境越えの列車は、構内の案内アナウンスを聞くだけでもかなりワクワク。





ブリュッセル南駅からは、他にも南仏のモンペリエまで行くTGVやドイツ・フランクフルト行きのDB、パリ行きのタリス...
アナウンスが繰り返され、旅情が掻き立てられるのであった。




アントワープでは在オランダの友人と10年ぶりに再開、ご夫君も顔を出してくれた。
旅情と、旧友と、雨上がりの美しいアントワープ...人生そのもののようだなあ。




アントワープといえば必ず行った植物園内のティールームHet Gebbar。
残念ながら休暇中だった。
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