七夕

今年のイングランド南部地方の夏はひどい夏だ。

この頃は気温も２０度まで上がらず、暑い雲に覆われ、風が吹き、小雨が降り、夜は暖炉を入れないとリビングルームに座っていられないほど。

今週は天気が一番いい日を狙って、庭の植え込みの笹に短冊を飾ろうと思っていたのにそんな日は一日たりともなく、当日の今日は午後しぶしぶと飾りはじめたものの、風が止まないので途中で断念。
短冊は飛ばされるわ、糸は絡まるわ、笹は揺れるわで大変！

結局枝をえいやと切り取って家の中に飾った。

夫には毎年七夕の由来や、色づかいや飾りの意味を教えるが、毎年初めて聞く話のように興味深そうに「へえ、すばらしい伝統だね」とかなんとか言いながら聞いてくれる（笑）。


多分、空の上のあの方々は今年も会えないのでしょうな、この天気では。