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場所との縁があるとしたら


夫が短髪である。ロックダウンで美容室に行けないので、今かなりロングヘア。


このところ、一番行きたいと願っているところ、絶対的にヴェネツィア。
空と海が外に開き、街の歴史も芸術様式も外に開いている街に行きたい気分だ。




なぜならば...

イングランドは3回目の厳しめのロックダウン中で、ロンドンへ出たのも、ハイキングに出かけたのもクリスマス前が最後になった。
あれ以来、1ヶ月以上も食料品の買い物以外は外出もせず、誰にも会わず、先日見始めたテレビシリーズ『ファーゴ』が象徴するような閉ざされた世界に暮らしているからだと思う。
ミネソタ州のファーゴが象徴する、雪で閉ざされ、その中で完結した、物理的にも精神的にも人間関係も外部のない世界。





2年前のちょうど今日はヴェネツィアにいたようだ。
この頃、ずいぶんヴェネツィアに縁があったようで、2018年の冬から、2019年の春先の数ヶ月間に3回出かけている。

不思議と、ある特定の場所とひきあう時期がある。

またあの迷路と海に強いご縁ができるように念じている。
次回行く時には2年前に置いてきたその縁の理由を解明できそうな気がする。


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