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抹茶の雪玉作戦




英国は隔離生活12週目。
来週からはいよいよ不要不急でない商店も再開される予定だ。

昨日は対新型コロナ政策の緩和・第二弾が発表された。

例えば、「一人」で住んでいる人(あるいは子供と住んでいるシングル親)が、「ひとつの家族」を訪問したり、その家庭に限っては宿泊をしてもいいことになる。
つまり、ひとり暮らしの人や、シングル親が自分の実家に滞在することが可能になる。
ただし、実家を「ひとつの家族」と決めたら、他の家族を訪問したりはできない。
もちろん「ひとつの家族」は友人宅でもいいわけだ。

うちの場合だと、ロンドンのフラットで一人暮らしをしている友人を招き、田舎の多少余裕のあるスペースでゆっくりしてもらうのが可能になる。
で、それは彼女がうちを「ひとつの家族」と決め、うちが彼女を「一人」に決めた場合に限る。
そう決めた場合、彼女は他の家族を訪問できないし、うちも他の人を招くことはできない。

抹茶のお菓子や、大人数で楽しむ手巻きや鍋をしてもてなして差し上げよう。


......


先日、日本の友人が救済物資を送ってくれた。

その中にショウタニのとてもおいしい「和の心」(スノーボールのようなクッキー)が入っていて、夜中にうっかり抹茶味を全部食べてしまった。
夜中に「うっかり」いやしい行いをする楽しさよ。

が、証拠隠滅したはずなのに翌日娘に見つかってしまい、唖然とされる(笑)。絶対に見つかりますね、こういう悪行。
抹茶味のスノーボールを焼いて許してもらった。米粉です。


友人の小包のその中にはなんと「記念に(笑)」と、アベノマスクが一枚入っており、さすが洒落の強い関西人だと思って笑った。
世紀の愚策、アベノマスクはウワサに違わず小さかった。ダニやごみは入っていなかったが。


法治国家としての危機、汚職、気が遠くなるような無駄遣い、現状把握能力や方向変換能力のなさ、誰がどの仕事をするのかシステムもガタガタで、結局誰も責任を取らない...その全部をまとめたタグのような白い布。先の大戦中はこうだったのか、と思う。
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