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Brugge Style
gruuthusemuseum, brugge
義理の両親の結婚記念日を祝うため、ブルージュに来ている。
彼らの結婚記念日は義理母の誕生日でもあり、結構なお祝いになる。
彼女自身は毎年「ロマンティックだけど、誕生日に結婚するんじゃなかったわ」と言う。もちろん2回お花をもらいたいためである。
......
長い間リノベーションのために閉館していたGruuthusemuseum(グルートゥス博物館)がついに5月末に再オープンした。
結局、8年くらいは閉まっていたかも...気の長い話だ。
写真右手のモダンな建物は今回新しく作られたものでチケットブースのようだ。
この建物は、13世紀ごろ、ビールの風味づけに使うハーブ類Gruit(昔はホップが高価だったため)独占販売権を得た裕福な家族が建てた倉庫を、15世紀になって貴族が邸宅に改造(故事にちなんで「グルートの家」と名付けたそう)、その後もさまざまな貴族によって改装されてきた。
その贅沢さは例えば隣の聖母教会とつながっている点などが挙げられる。
以前から、ブルージュが欧州一の都市と謳われた時代の貴族の生活博物館としておなじみで、この度の改装では展示が大きく3部に分けられ、ブルージュの中世、15世紀から17世紀、そしてあまり知られていない19世紀、と整理された。
毎回ブルージュに帰省するたびに行きたいと思いつつ、まだ中を見学していない...
わたくしどもの結婚式の写真は写真家の希望でこちらグルトゥスでたくさん撮影させてもらった。思い出の場所でもある。
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