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ベルガモの甘い思い出




 

ベルガモで最後のユーロコインを使うために買ったハードキャンディ
1ユーロ20セント分でと言ったら、お店のお姉さんはウィンクして何個かおまけしてくれた

パッケージのデザインの妙にひかれたのだったが

薔薇やすみれ、数種類のレモン、ミント、生姜と味もさっぱりしていてどれもモエ好み
なくなってしまうのが嫌で最後の一種類づつがどうしても食べられない!

......

昔からイタリアは機嫌のよさそうな人が多いと思う
(そりゃあんな場所で暮らしていたら機嫌もよくなるでしょうよ
気候よし、風光明媚、歴史あり、芸術豊か、食も最高、時間もゆったりしていてね)

ベルガモもまた、
ランチを食べたテラス席のおそらく学生バイトの一所懸命でかわいい女の子や
コーヒーを飲んだ店のおしゃれな店主

手作りヘアバンド店の美しいマダム(この店内の床下にはローマ時代のモザイクがある)や
コッレオーニ礼拝堂の一見不機嫌な寺男も

ヴェネツィア共和国が建てた城壁で犬を散歩させていた快活な女性、
人懐こいアメリカ人観光客さえも

もう2度と会わないかもしれない人たち
みなとても感じが良く、とてもすてきな街の思い出になった
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