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ワルシャワのボッティチェリ




気温0度前後の冬のポーランド、ワルシャワにて

春(プリマヴェーラ)のような

ボッティチェリ「聖母子」(1488年ごろ)
The Virgin and Child, St. John and an Angel

これもシモネッタ・ヴェスプッチがモデルだろう
花の顔(かんばせ)なんと美しいひとだろう。

「美に対するプラトン的な愛によって人間は神の領域に近づくことができると考えられた」


半ばこの絵を目当てでワルシャワ国立美術館を訪れたのだったが
全体的にとても趣味がよく、整った美術館で

特に中世の祭壇画のコレクションと
Faras Galleryのヌビアのキリスト教芸術コレクションがすばらしかった。

宗教画は芸術が何を母体にしているのか、をいつも思い出させてくれる。
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