日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
charles I, king and collector

Charles I, King and Collector
17世紀チャールズ一世が集めた芸術品を展示
ロイヤル・アカデミーで絶賛開催中。
前のチューダー朝(ヘンリー八世やエリザベス一世の時代)で
本格的に世界の表舞台に躍り出た英国を引き継いだスチュワート朝、
一代目ジェームズ一世に続いたチャールズ一世は
絵画などの芸術作品を蒐集・展示することによって、
王の権威を高め、誇示する機能と重要性に気づき、
当時の一流の芸術家を保護し、また過去の大作や
既存の有名コレクション(イタリアのゴンザーガ・コレクションなど)を買い漁った
王権神授説を信奉し絶対王政を敷いたチャールズ一世、
国王派と議会派の亀裂を招き、
おまけにカトリックとプロテスタントの対立もあり
最後は公開処刑になる。
彼の死後、蒐集品は売りに出され、散り散りになり、のちに多くが買い戻されたものの
現在ではルーヴルやプラドに収められているものも多い。
当時の欧州の政治力の関係が絵画蒐集という観点から見られるのがとてもおもしろいが、
現代でもこれだけのレベルの絵画を世界中から集めてこられる
ロイヤル・アカデミーの政治力がまたすごい、と思わせられる。
綺羅星のようなヴァン・ダイク、ルーベンス、ホルバイン、マンテーニャなど
平日の午前中など空いている時がおすすめ、今年必見の展覧会だと思う。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
