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バレリーナちゃん








娘は4歳の時からバレエを始め、今年で11年。
今では週4コマのレッスンの他、
週2コマで教室補佐のボランティアもしている。

受け持っているのは幼稚園児のクラスだ。
4歳、5歳の愛くるしいお嬢さんたちは娘のことを
きちんと「ミス・ジョーンズ(仮名)」と呼ぶ。
かわいらしさにもだえ死にしますよ。


いよいよ今学年度はあと1ヶ月ほどで終わりという昨日、
別の小学校に進学する教え子からカードをもらってきた。
(娘の学校は幼稚園から高等学校までの一貫校で、
バレエ教室も学校内で行われているのです)


「あなたはさいこうのせんせいです」
「あなたはわたしがしっているひとのなかでいちばんおもしろいです」


自分が役に立っていると実感できるのは、褒めてもらうことと同様、
前にも書いたことだが、
「私はここにいてもいいんだ」という承認を受けることである。
人間の人格形成と安定にこれ以上大切なことがあるだろうか。

つまり、「役に立つ」というのは決して社会や他人のためではなく、
自分のためなんですな。


このカードはピアノやアカデミックの金属製のトロフィーや盾と並んで
その中でも一番輝いている。
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