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gold!




昨夜もモエはバレエへ。


いや、昨夜はバレエはバレエでもスパンダー・バレエ!

懐かしー!

80年代、時代は希望に満ち、毎日が底抜けに愉快で、わたしも若く美しかった(都合良く改竄された記憶というやつ)。
あのころを懐かしみ、「ああ、おもしろかったねえ、あの頃は!」と叫びたいがために、喜々として行ってきた。

フロント・オブ・ハウスから撮った写真、いったい何のコンサートか分かりませんよね...「ゴールド」の動画載せたい! (「ゴールド」をYouTubeで初めて聞いた娘が「すごくキャッチーな名曲」と評した。友達の間でサビの部分が密かに流行っているそうだ)


もしもまだ島田順子のボディコンワンピースを持っていたなら、前髪をそれらしく作り、サンローランの紫ピンクの口紅#19を塗って、神戸ブランド、コメックスの12センチのハイヒール(に似たやつ)でコスプレして踊りまくったのに! 惜しいなあ。
そんな姿のおばちゃんがO2の空間外に出没したなら白眼視されるだろうが、昨夜のあの時間あの場所ではぜんっぜんオッケー(と言うか、誰も見てない)だったのだよ!

トニー・ハドリーも妙に歌のうまい宴会部長みたいになっていたし(だいぶお酒が入っていて、奥さんと仲良しで微笑ましかった。おっさん好きにはたまらんです。あ、わたし、あまり人を見る目はありません)、30年前は短髪の美少女だったのでは? という雰囲気の首と肩にむっちり肉のついたおばちゃんもたちも...年齢層高し。
スクリーンには80年代の様子も映され、そういえば当時英国はかっこよさとかおしゃれの最先端で若者の憧れだったことを思い出す。


ああ、こういう時にこそ、バブル時代を一緒に謳歌した同い年の友達が近くにいたら...2人だけでも大ウケ大騒ぎできるのに。
夫は2歳違いなので同じ時代を生きたには違いないが、わたしはバブルの神戸育ち、あっちは中世の香り漂ふブルージュ育ち、同じヒット曲を口ずさむことはできても、記憶の華やかさが違いますぜ。


ロンドン泊の夜が明け、シンデレラのかぼちゃのように魔法は溶けてしまったが、80年代、You are gold!
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