日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
calendar
2014年10月 | ||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
1 | 2 | 3 | 4 | |||||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | ||
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | ||
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | ||
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | |||
|
goo blog
archives
categories
moet's nonsense(1561) |
役に立たない旅の記憶(535) |
バレエ(227) |
ブルージュとベルギー(465) |
ブルージュとベルギー 街のアドレス(45) |
英国(305) |
ロンドンと英国 街のアドレス(73) |
お菓子作りは実験(78) |
美しきもの(143) |
おすすめのもの(47) |
人びとのかたち(75) |
amuse(10) |
***(17) |
セカイ通信ロンドン(5) |
recent entries
サンタのヘルパー、仕事はじめ |
ノッティング・ヒルのお化け |
外はストーブ・内は暖炉 エーゲ海の晩秋 |
薔薇色の指を持つ曙、葡萄酒のような海 |
地中海式健康朝食 |
夏は終わっても |
ヒースロー 夜明け前 |
霧にしめった電車を降りたらモナコ |
暮秋のリヴィエラ |
彼を追いかけて モンテ・カルロ |
bookmarks
Brugge Style
Brugge Style メイン・ページへ |
自己紹介 |
tumblr B.S. |
profile
brugge_style |
moetと申します。
ベルギーを離れ、 英国在住中。 夜景評論家/ 床の間主義者。 メール頂けますと嬉しいです。 krugkrug2004(at) yahoo(dot)co(dot)jp |
search
goo links
URLをメールで送信する | |
(for PC & MOBILE) |
beau brummell
会食の前にお土産を買うため、ピカデリーサーカスのフォートナム・メイソンへ。
この辺りにいくつかある綺麗なアーケイドをぶらぶらしていたら、麗しの君にばったりと会ってしまった。
こちらも負けずと、コートの襟元を直し、モデル立ち(笑)をする。口紅はげてなかったかな。
ジョージ・ブランメル。
元祖ダンディ。
ピカデリーサーカス(Jermyn Street)に彼の銅像があるとは知っていたのだが、わざわざ見に行くでもなかったのだ。
わざわざ見に行くよりもこうしてばったり会う方がなんとなくロマンティックだからだ(彼にはきっと冷笑されるだろう。いや、無視されるか)。
彼は間違いなくわたしの好奇心をかき立てる英国男の一人で、同時にどこか取りつく島のない男なのだ。
好奇心をかき立てられ、取りつく島がないのは、まさに
「要するに、他の芸術家たちがその作品で認められたように、ブランメルはその人格の芸術でもって認められたのだ。すなわち、ブランメルの価値は、その場限りのもの,彼の人格とともに消滅する種類のものであった。」(生田耕作著「ダンディズム」より)
だからだろう。
おしゃれに命を賭けている男など目も当てられないが、彼の場合は「おしゃれ」をカウンターカルチャーとして使ったのであり、またそれが当時、強烈に有効だったのはとてもカッコいいと思う。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )