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甘い小包




偶然同じ日にベルギーと日本の祖父母から孫の娘宛に甘い甘い小包が届いた。

ブルージュからはルーのビスケットなど。ブルージュ時代はルーなぞ意識したこともなかったが、今英国で平凡な甘さと歯にべっとりくっつく食感をしみじみ楽しむ。

他にはペイパー・クック(仏/パン・デピス、スパイスの強くきいたカステラを固くしたようなぼそぼそしたケーキ)、スペキュロース(シナモン味のビスケット)のペースト、ハリボウのキャンディ(ドイツ)、ブルージュ・ビスキュイ(これは旨い。ラスク)、ココア、そしてもちろんプラリネ...
このラインナップはベルギー土産のご参考になると思う。


神戸からはお雛様のお菓子。ひなあられ各種、菱餅、落雁、金平糖、飴細工、おまんじゅう...
お下がり、はやく頂戴したい。



外国から小包が届くと、心が躍る。

わたしが子供の頃は、一時期船医として世界中を旅していた大叔父が喜望峰やマルセイユから送ってくる小包や、駐在生活をしていた叔父叔母の家族がカナダから送ってくれる小包に毎度毎度狂喜乱舞していた。

厚紙の箱の上の乱暴に貼られた美しい切手、かすれた消印、アルファベットの宛名書き、麻のひも。箱を開けると外国の匂いがした。キャンディの包装紙まで大切にとっておいた。
外国は、今よりももっともっと遠く、「あたくしはね、そう思いますのよ」という兼高かおるさんのイントネーションを真似してごっご遊びに励んだ(笑)。

甘い思い出。

(ご質問を受けて。左上のスペキュロースのペーストはスーパーで買える類いのベルギー土産におすすめです。重いのが難ですが。)
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