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零下15度の街




シカゴ出張中の夫が送って来た、昨朝の写真。

マイナス15度ですって!

シカゴはこのような寒さにも慣れているのだろうが、街が、人が機能しているのがわたしには大変な驚きだ。


そういえば20年近く前に訪れたトロントがそのような寒さだった。
マイナス15度という表示に目を疑い、寒いだけでなく乾燥して風が強く、自分がそんな気候の中で通常通り息をしているのが信じがたかった記憶がある。

瀬戸内海の温暖な気候の元に育ったので、ヤワなんですわ。

生後1ヶ月半の娘を連れて訪れた12月のモントリオールには1メートル以上の積雪があったが(スキー場以外でそんな雪を見るのは初めてだった)気温はもう少しだけマイルドだった。

五大湖の周りってやっぱり冷えるんですね...



よく聞かれることのひとつなのだが、ブルージュもロンドン南部もここまで冷えることはない。

わたしが欧州に住み始めて15年半、冷え込んでもまあ夜中にマイナスまで下がるくらい、日中マイナスになるのは平均して一冬に数回ある程度か。
積雪は全くない年もあれば、降っても残らない程度、残って子供が喜ぶのも1回、2回あるかないかだろうか。

30年程前にベルギーが寒波に襲われ、北海の波が凍ったそうだ。
それをミラクルを見たかのように義理両親が繰り返し話すので、意外とこの辺りは寒くならない、ということがお分かり頂けるだろう。


寒くても、いや、寒くなるからこそか、シカゴ、素敵な街ですよね。
トロントも、モントリオールも。

あ、でもわたしは夏の方がもっと好きかな...
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