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eye candy




ここ最近、好きなデザインが次から次へと目につくのが...イヤリング。

去年、Percossi Papiに取り憑かれて以来、気になるイヤリングはサイズがどんどん大きくなり、 By Malene Birger の春夏ものはわたしのイヤリングコレクション中最大、測ってみたら縦11センチ。
長さ11センチのイヤリングは珍しくないが、これは長いだけでなく、横幅が6センチもあるため巨大に見える。
11センチと言えば、わたしの左手中指の付け根から手首までが10センチ強...
これを着けて鏡を見ると、こぶとりじいさんのこぶはもっと大きかったのかしらん、と思う。


もっと気候が夏らしくなったら、髪をタイトにまとめて紺色のワンショルダーのドレスに合わせたいと思っているのだが、第一目撃者になるであろう娘か夫がこの存在感をスルーしてくれるはずがない(彼らはわたしの服装や髪型に異常な興味がある)。クロゼットルームを出たとたんに含み笑いしながら由来をたずねられたりしたら外出する気も失せるだろう...

ほら、ボウ・ブランメルが "If people turn to look at you on the street, you are not well dressed" (街で人が振り返って君を見るとしたら、君の服装はまずいということだ。「街を歩いていて、人からあまりじろじろと見られているときは、君の服装は凝りすぎているのだ」という訳が有名)と言ったじゃないですか。
これはじろじろ見るなと言う方が無理かもしれない。
シャネルも「あなたに会った人があなたの服装を覚えているとしたら、あなたはおしゃれじゃない」と、そんな風なことを言ってましたよね!

このイヤリングのお菓子のような様に目に留めたのはわたしだけではなかったようで、世界中で即完売し、本店の店員さんが親身になって探してくれ、結局アメリカの小さなセレクトショップで見つけた時は小躍りしたのになあ...


そういうわけで11センチx6センチまで肥大したわたしの好みは少し縮小し始めた。
今すごーく好きなのが、Bounkitのイヤリング...


どれもこれもみずみずしく果汁がしたたりそうな配色、フルーツキャンディみたい。HPを見ているだけでよだれが出そうだ。

しかもデザイン的にも賢く、例えばシャンデリア部分を取り外してスタッズとしても着けられ(わたしが買った左のは2つのパーツになる)、3つのパーツに分かれているものだと、3通りに着けられる。お察しの通り、何個か買うとバラバラにして自分で好きに組み合わせられる。
目...耳のキャンディ。

応用が利いて賢く、透明感のある eye candy...そんな女になりたいもんですな。
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