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ballerines russes




数ヶ月前から3月最終と4月初めにかけての週を思うたびに、天上から無限の美が惜しみなく降り、それに包まれるような喜びを感じていた。
ポリーナ・セミオノワ (Polina Semionova) の「ジゼル」、ナタリア・オシポワ (Nataliia Osipova) の「ドン・キホーテ」と「ロレンツィア」*を鑑賞するプランを立てたからだ。

公演それぞれのシーンを思い出すだけで、わたしは法悦の聖テレジアのような顔になる。
ロシア人バレリーナ、永遠の憧れ。


マリンスキー・シアターのダンサーのドキュメンタリー"Ballerina"の中で、パリ・ナショナル・バレエのプリンシパル、マニュエル・ルグリ (Manuel Legris) がいみじくも言うように、ロシアのバレリーナは芸術家として早々に成熟する。
彼は続ける。

”One can tell a russian ballerina on the spot. As soon as they arrive here, we recognize it. They have an aura, something... the way they hold their arms, the chest area and arms are so unlike European dancers. They're more vibrant, there's something more extreme.”

(ロシア人バレリーナはすぐに分かります。現れた途端に、ああロシアの、と分かるんです。オーラ...何か、腕の具合、胸の辺りや腕の状態は他の欧州バレリーナとは全然違う。もっと響き渡るような感じ、何か極限的な感じがする)


今年はまた生のスヴェトラーナ・ザハロワ (Svetlana Zakharova) の栄光も見られそうだし、シーズンが終わるまでロンドンを西へ東へ美の女神の後塵を拝しに走り回るのである。


とにかくわたしは三度の飯よりバレエが好き...というお話が続いた。
これで一旦終わり(にできるだろうか)。
次はロイヤル・バレエでオリジナル・キャスト(DVDと同キャスト)版「不思議の国のアリス」(Alice's Adventure in Wonderland) 、「ル・バヤデール」...シーズンは続く。



*「ロレンツイア」は初めて見る演目だった...ソビエト時代に制作された作品で「『共産党宣言』!!」という内容が新鮮だった。「万国の労働者よ団結せよ」という分かりやすいメッセージを当時の人々は再び熱狂とともに迎えたのだろうか。
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