goo

ロンドン博物館








クラーケンウェルでの待ち合わせまでに余裕を持って出かけ、ロンドン博物館へ立寄ってみた。

前回来たのは...娘が生まれる前だったかもしれない。


旧石器時代のホモ・エレクトスから、ネアンデルタール人が住み着き、ホモ・サピエンスが取って代わり、ケルト人、ローマ人、アングロサクソン人、デーン人、フランス人...灰色の空の最果ての島国にさまざまな民族が次々にやってきては文物を伝え、同化し、新しい文化を生んだ。その時間の流れの中を旅できるのが楽しい博物館だ。
ひとつの都市をテーマに(陰の主役は間違いなく「テムズ川」)ここまで大きい展示ができるのはさすが「ロンドン」なのである。語るべきストーリの蓄積が無尽蔵にあり、今後も倍々で増えて行くのだろう。

待ち合わせまでの2時間があっという間に過ぎて行った。


今年はナショナルギャラリーに入り浸るなどという幸福を存分に味わうことができたので、来年は漱石記念館や紅茶博物館など、地味で小さいミュージアムを攻略しようと思う。
ロンドン博物館の近所にあるバービカンやギルドホールにもなかなかふらりと立寄るきっかけがないが、次回は娘と一緒に来よう。

観光で来られる方はここロンドン博物館までは手が回らないかもしれない。でも結構おすすめ。
入館無料。英国の大きな博物館美術館のほとんどが無料(特別展を除く)なのは本当に有り難い。入り口に寄付箱が置いてあるのでそこに寄付をするか、ミュージアムショップで買い物をしたり、カフェテリアで食事をしたりすべし、である。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )