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英国と言えば...大英博物館




先日、英国博物館に縄文土器が来ていることを書いたが、一方で日本の「ロリータ・ファッション」展、"Kitty And The Bulldog" も開催中(かなり小規模)だった。たしかヴィクトリア&アルバート博物館でもやっていたような。


ロリータ・ファッションは1990年代に、ハロー・キティーのかわいらしさを好しとしたストリート・ファッションとして生まれ、しかもそれが英国文化の影響(アリスとかニューロマンティックとか)を受けていること、パンクやゴスなどの攻撃的な部分が脱落しつつも同じくカウンターカルチャーであることなどが説明してあった。この展示コレクションは「原住民の奇習」枠なのだろうか...と考えると愉快だった。
日本のロリータが「奇習」なら、この収集狂じみた神殿も十分奇習である(笑)。


人間は世界をどのように説明するか
われわれは何者なのか


エジプトの神々もトーテムもゴスロリも、なんでも集めてここに入れてシェイクして固めたら、まるで純な世界の姿がころんところがり出て来ると信じているかのような、そんな妄想に捕われたすてきな場所なのである。
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