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Brugge Style
東方の三博士タルトと年中行事
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先週末のこと、ロンドンのラデュレに公現祭用「東方の三博士タルト」/galette des Rois(仏) driekoningentaart(蘭)があった。
あまりにうきうきしていたからだろうか、お店の人に「あなた方、フランスからですか?」と聞かれ、こんなにかわいい王冠を2種類4枚つけてくれた。王様になれるのは1人なのだが。
うちのアドニスにかぶってもらうとこんな感じ。
フェーヴは紫色のケーキだった。娘が当て、女王はわたしにヨーデルを歌うよう強要した(笑)。
ベルギーやフランスでは、1月6日に、東方の三博士がキリストの誕生訪問をしたことを祝ってこのタルトを食べる。ちなみにこの日が「クリスマス気分終了の日」で、ツリーを片付ける。
英国にはその習慣はない。
それでもマジパンの入った黄金色のパイを食べたいなあ、と思っていたら「フレンチ・パティセリー」では扱っていたのだ。うむ、英国でも和食材店には正月用のお屠蘇などが売られているのと同じことか。
翌日になってもパイがさくさくとしていて、とてもおいしかった。
ケーキ屋花屋などの贅沢品を商いする店はどこもラデュレのように別世界仕様で仕事をしてもらいたいものだ。
...
ベルギーにはあって英国にはない習慣、英国にはあってベルギーにはない行事...
ひとくくりに欧米とか西洋、国境を接していて同じタイプの宗教を奉っていても、風土、文化、習慣、ものや世界の見方、言語や歴史の影響などの差があちこちにあり、自分の「当たり前」がいかに世間の狭い話か気づかせてくれる。
他には例えばベルギーでは12月6日に(サンタクロースの原型になった)聖クラースの訪問を受けるが、英国にはその習慣がなく、娘をほろりとさせたほどだった。
こういうお祝い事を今後どの国ベースでするのか、厳密にとり行った方がいいのか、臨機応変にミックスでいいのか、それを考えるのがわたしの今年の課題のひとつ。
今のところ、お正月は折衷、公現祭でパイを食い、節分は豆まき程度でお茶を濁し、ひな祭りを細々と祝い、復活祭を大々的に祝い...という感じなのでで、いずれは子に文化を伝える立場になるであろう娘に伝えるのはこれでいいのだろうか、などと思ったりするので。
日本文化に関しては三越が出した「日本を楽しむ年中行事」という本を参考にすることもある。この本、海外在住の方におすすめです。
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