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タクシノミア 西洋の知






骨骨骨。
この熱意。この情熱。
圧巻。

フーコーの「タクシノミア」(分類学)という知見は絵空事ではなく、このように実在する一種ボルヘス的博物館の存在があったからだったのか!と膝を打った。

「タクシノミア(Taxinomia)」は、日本語では「分類学」。
生物の多様性を整理し、名前をつけ、系統的な関係を明らかにする科学の一分野ではある。

もともと西洋の知とは、そのままでは混沌とした世界に切れ目を入れ、自分たちの物差しで、ものに重要や優劣で序列を与え、価値をつけるものであある。
端的に、彼らの価値を展示するのが博物館なのである。


初めて訪れた見事にレトロなパリの「自然史博物館」にて。
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