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a confirmed bachelor




夫の○友、アメリカ人、40前後と書いておこう。

モテモテの彼が、ロンドン在住のひとまわり若い女性と懇ろになったのは2年ほど前だったか。

アメリカとイギリスの遠距離関係とは言え、ロマンスの相手を彼女1人に絞った様子だったので、子ども好き(かっこいい男が子ども好きであるとは、なんと女性にアピールするセクシーさだろうか)な彼のことだし、彼女と結婚するかも、などとわれわれ夫婦は非常に夫婦らしい会話を交わしていた。


ところが、先日、彼は特別な事情がないにもかかわらず年始年末を彼女と過ごさなかったと言う。
ううむ、空には黒い雲がかかっているのか。


これはわたしの妄想にすぎないのだが、
おそらく彼は、象徴的な話として、スポーツカーに乗れなくなることを恐れている。
チャイルドシートやお尻ふきが搭載され、童謡が流れる車内を恐れている。

ボストンとマイアミのバチュラーパッドが郊外の一軒家になり
美女と深夜のバアで飲む代わりに、夜泣きする赤子にミルクを飲ませる


想像するだけだったらわたしだっていやだよ。


夜の美女と夜泣きの赤子、このギャップを目をつぶって飛び越えることができる衝動っていったい何なんでしょうね。
人によりけり、また同じ人でもタイミングによっては条件も変わってくるだろうが、このケースで興味深いのは、どの女も「私こそが彼を変えられる!」と思っていることである。


以前、彼に潜在的ミソジニーを指摘したのはこのわたしであり(笑)、そういうことも鑑み、彼は決して飛べないと思う。彼のスポーツカーは、あれですよ、一種のバットモービル*なわけだし。

だからわたしとしては彼には天晴れで遊び人としての美学を貫いて欲しい。




*映画の中でもバットモービルは飛べないのです。
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