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ブランメル
「優雅な生活が最高の生活である」を読みたいのだが、絶版で残念、というメールを有り難く拝見した。
「優雅な生活が...」はトムキンスの小説で、たしかに優雅な生活が最高の復讐、ではある。
しかしわたしがこの美しい諺から想像する内容とはかなり違う(んですよ、Oさん!) 。
わたしが「優雅な生活が...」から連想するのは、むしろ例えばジョージ・ブランメルのスタイル、生田耕作著の「ダンディズム」の方だ。
すべての物事に対して泰然自若と距離を置く様。
最も価値のないものに価値を付け、その音色に合わせて王侯貴族を踊らせ、しかも自分は無傷。ボー・ブランメル。
「ダンディズム」から、バージニア・ウルフなどによるブランメル評を引用しようと試みるも、難しい...
「要するに、他の芸術家たちがその作品で認められたように、ブランメルはその人格の芸術でもって認められたのだ。すなわち、ブランメルの価値は、その場限りのもの,彼の人格とともに消滅する種類のものであった。」
と書かれているように、上手く彼のその「優雅さ」が引用できないのである。
もしかしたらこれが、ブランメルが映画化されていない原因なのかもしれない。
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