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仏の掌の上に咲く世界










この世は仏の手のひらの上で咲く花


というとてつもなく美しい表現を記憶している。

いつどこで見聞きしたのか分からないが、そして今もネットで調べてみたのだが、典拠は不明。



特別な品でもないこのオブジェに大変惹かれたのは、店の隅に追いやられてしかも赤札が付いているのを見た瞬間、仏の手のひらの上で咲いている花のイメージがよみがえってきたからだ。


普段は生命線上の四角い金箔のところに季節の花をおいて飾っている(今日は旅行前で家に花がないのだ)。
すぐ枯れるのが無常...まるでわれわれの世のように。


なるほど、この世である掌上の花を見つめているわたしはさしずめブラフマンか!(笑)



そういえば何年か前、手のひらから金を出すというインドの修行僧が話題になりましたね...


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