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著者像




親友Kに

「他の人が読んで、参考になるような旅行記を書こうとは思わへんの?オマーンとか、マダガスカルとか、コンゴとか、普通行かへんから役に立つんちゃうの?」

と、言われた。

うっ。

友よ、できるなら言いたくないのだが、わたしは自分が時系列に沿ってまともに書けない原因を知っているのだよ。それにわたしはコンゴには行ったことがない(笑)。


「自慢したいけど、あからさまな自慢は格好悪いから、それを微妙に隠そうとしていて、その中途半端さがクニャクニャした気持ち悪い文章を生むわけだ。ブログと言う形態は、幸を綴ろうが不幸を綴ろうが一種の自慢話でしかないわけで、そこでわたしみたいに変な小細工をしたり、ためらいがあったり、しかも主題にフォーカスがないと意味不明なブログになる。」


つまりわたしは「Moet」のキャラクター設定に失敗しているということなのだ。
時々、一からやり直そうかとかと思いますよ。ええ、人生そのものは一からやり直しできないのでブログぐらいは、と。でも何に向かってそんなに必死になっているのか自分でも分からないので、今のところ新ブログに手を染めるつもりはないのですけれど。


わたしは、愛読しているブログの著者の方の容姿やバックグラウンドを勝手に想像しては楽しんでいる。
だからおそらくこのブログの長年の読者の方におかれては、Moetさんってこんな人?とイメージを描いていらっしゃる可能性もあるだろう。
それ、たぶん実際のわたしに会ったら打ち砕かれます。いろんな意味で。美化していらっしゃる方は「なんやただのメガロマニアックなおばちゃんやん」と思われるだろうし、めっちゃ感じ悪いな、と思われている方は「想像以上やな」という感想を抱かれるに違いない。



一体何が書きたかったかと申しますと、ブログを初めて5年もたち、いつも読んで下さる奇特な方も増え続け、ちょっと自分のスタンス(なんかあったのか、いやない)を顧みたほうがいいのか、などとちらりと...
しかしどう考えても「自分自身の分からなさ」プラスいかがわしさがわたしの主成分であり、Moetにもそれが反映されていて、この方法で書くことはわたし自身の精神を安定に保つのにも役立っていると思われるため、今後もこのクニャクニャ路線を突き進むしかなさそうです。



ところで、Kのススメもあり、ブログ5周年記念で読者の方々にプレゼントをしたいと思っている。最近BSで放送されたというブラッセルのチョコレートや(Rさん、情報使わせて頂きます)、来月予定しているパリでも何か調達して来ようと思っているのだが...いかがでしょうね。あ、まるで著者イメージを向上させようという悪あがきのようですね...そうかもしれません(笑)。


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