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孤独なサンショウウオ




前々回の記事があまりに「孤独なサンショウウオ」だったので
「インドネシアは1人で行ったのか?」
というメールを複数頂いたのだが、いえいえ、夫と娘と一緒に参りました(笑)。


彼らはシュノーケリングだ、カヤックだ、水上バイクだ、と活動的に出かけ、さらに娘は同じ客室ヴィラ内の別のベッドルーム棟で寝起きしていて、わたしが1人過ごすことが多かったのは事実だ。食事も毎食客室内でしたし(ダイニングが3カ所もあるのだ)、ほとんど人に会わなかった。

別に厭世的になった訳でも(インドネシアのリゾートで厭世的になるのは不可能だ)、拗ねた訳でも、他の旅行客を避けた訳でも、気取っている訳でもない。あ、ちょっと気取ってるかもしれない(笑)。


わたしには家族の中で割り振られている役割がどうしても演じられないという故障がある。
普段は学校やお稽古や食事の支度や何やらと次々にハードルを越えて行かねば明日は来ないが、リゾートでは明日は今日と同じ。それで、わたしの自己中心性と幼児性(あ、同じか)が露見して、孤独(ワガママとも言う)に浸っていただけ。

わたくしまさにネオテニー。まさにウーパールーパー。ウーパールーパーは「アホロートル」という素敵な名前も持っている。アホロートル...関西人は黙って見過ごせない名だ。

さすがサンショウウオ科。


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