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Brugge Style
アメリカ土産
夫が米国出張から帰国した。
彼は土産を買うという行為が好きなので、毎度のことながらスーツケースからいろいろ出てくる。
「しばらくは娘にDVDを買うのは禁止」とわたしから強く言われているため、熟考の末、今回はワッフル用フライパンを買って来たらしい。物を増やしたくない(ワッフルなんぞ外で食べるからこそおいしい)家人の気持ちは考えてくれましたか。
ただし、こちらがいつもリクエストするものもある。
その一つがパンケーキミックス。娘の好物だ。
ベルギーにはホットケーキ状のお菓子がない...一番似ているのはパンナクック(クレープ)だろう。
スーパーの袋入りよりも割高かと思うが(それに小麦粉とたまごで簡単に作れもするけど)、容器が異常にかわいいのでウィリアムズ・ソノマで。夫はこの店に行くのがかなり好きなのである。
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わたしが子どもの頃、アメリカ土産に頂けるものと言えばハーシーズのチョコレートだった。
他には独特の匂いがするミッキーマウスのTシャツとか...眺めるだけで着用することがなかったのは、わたしが子どもの頃はTシャツ一枚で外出するなどあり得なかったからだ(どんな昔やねん)。今でもわたしにとってはこの匂いがアメリカの匂いなのである。ほら、アメリカの文房具屋のインクか紙の匂い。
娘はパンケーキの匂いをアメリカの匂いとして記憶するのだろうか。
アメリカの実体とは完全に別物として存在する「アメリカのイメージ」...それは、何十年前も今も、豊かで鷹揚で大きな、どこにもない夢の国アメリカ、まさに「アメリカの伯父さん」そのものなのである。
パッケージはかわいいのに色の出がめっちゃ悪いクレヨラのクレヨンとか...ありましたね。わたしは「自分の使い方が悪いに違いない」と自分を責めたものです(笑)。
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