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The 6th Sense




The 6th Sense、ホーマ-・シンプソン...ではなくてブルース・ウィルス主演のサイコ映画。
(余談だが、The Shimpsonsを映画化するならば、ホーマー役はブルース・ウィルスしかいないと思う)


あの映画を例として持ち出すまでもなく、日本であの手のクレームをする人は大勢いる。つまり、「霊」が見える、というやつですな。

「霊」が見えるという人と現象に関して、わたしがどういう考えを持っているかは他の価値観で生きている人の信心を侵すことになるので書かないが(笑)、わたしは信じない派である。



今夜ベルギー人の友人カップルと外出した時、彼女の方が「霊」が見えるという話が(また)出た。

彼女の母親にもそういう「才能」があり(ということは遺伝するのか?)、彼の亡くなったお母さまが居間のソファに座っていた、とか、あそこは恐いから行きたくない、とか。


そして彼女が言う。

”Moetには最上級のオーラがあるの。おまけに一番気持ちのいい温度のオーラなの。”


オーラがどうのこうのというのは、比喩としても実際起きている現象(起きているとすればだが)としてもよく使われるフレーズである。こういう時わたしは「ああ、わたしの気を惹きたくて言っているのね」と思う。


彼女曰く、わたしには最高の守護霊がついているそうである。


彼女はそれが誰なのかわからないと言ったが、そういえば「古代エジプトの女神がついている」とか「霊ではなくて熾天使がついている」とか、誰にでもあてはまりそうな、しかも結構ゴージャスな種類の霊の名を告げられたことが前にもある(それならもっとラッキーでもよさそうなのに)。
また、なぜに古代エジプトの奴隷とか、中国の農民とか、そういう守護霊を聞いたことがないのはなぜなのだろう...


こういうSenseというのはユニバーサルなものなのだな。

本当に一部の人間はある種の能力が発達しているのか?あるいは「都市伝説」(口さけ女とか、消えるバックパッカーとか)の一種?それとも集合的無意識?


いずれにせよ話のネタとしては世界中で通用することが分かった。
喜ぶ人もいるということだろう。


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