今回、第２弾として紹介するのは『播磨守輝広（はりまのかみてるひろ）』です！
この刀は、工場の設備保守管理担当者が所有している”わきざし”です。
この播磨守輝広は、湾れ（のたれ）に小互の目交じり（こぐのめまじり）の刃文の刀です。
茎（なかご）は、刃上栗尻（はあがりくりじり）と言われる造りこみです。
板目（いため）に杢目（もくめ）交じりの地鉄です。
所々黒っぽく、変わり鉄（かわりがね）の様子が見られます。
刃文には沸（にえ）の粒、小足（こあし）や葉（よう）などの働きが見られます。
この刃文の感じが持ち主のお気に入りです(^_^)
現在は古研ぎの状態ですが、今後仕上げ処理をする予定です。
仕上げ処理のBefore & After 画像、その差もご覧いただけるよう紹介していきたいと思います！
播磨守輝広の紹介でした
財団のTwitterが更新され、大崎市で６月に開催される刀剣展覧会で『小夜左文字写し』の展示デビューが発表されましたね
この度、財団理事長の特別許可を得て、刀剣愛好会が入手した画像を掲載しちゃいます(^0^)v
※画像は、小夜左文字 写し（さよさもんじうつし）です。
写しとは・・・
本歌（本科とも、写しの元となった作）を模倣して作ったもののこと。
今回でいえば、本歌の小夜左文字（重要文化財）を模して現代刀工が作った刀です。
模造刀とは違い、玉鋼を用いた本物の日本刀です。
小夜左文字写し（表）
小夜左文字写し（裏）
この『小夜左文字写し』は現在、小夜左文字（重要文化財）の輝きに近づけるための仕上げ処理中との事なので、実際に見られる６月の展示が今から楽しみです
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このブログでは、工場従業員や関係者などの所有刀剣を紹介したいと思います！
その第１弾として今回は、『加州清光』です。
この刀は工場の製造担当者が所有しており、長さとしては ”大わきざし”とされる刀です。
この加州清光は、きれいな直刃（すぐは）の刃文で、平造り（ひらづくり）に彫りの入った
清光としてはめずらしい刀です。持ち主は、この彫りがお気に入りポイントとのことです(^^♪
裏面には二筋樋（ふたすじひ）が入っています。
茎（なかご）は、加州茎（かしゅうなかご）と言われる形で、加州刀工の作に多く見られる茎の造りこみです。
刃文にはうっすら金筋（きんすじ）、地肌にはうっすら映りがあるように見えます。
帽子（切先の刃文のこと）は直ぐに小丸に返る。
今回は、加州清光を紹介しました！
今後も工場従業員や関係者などの所有刀剣を紹介していきたいと思います(^o^)／
ブレストシーブ宮城工場内の刀剣鑑賞ブース披露
刀の鑑賞会や勉強会、工場従業員が所有している刀のお手入れ会など・・・
刀剣展示会の体験イベントのようなブースになっています
日本刀剣博物技術研究財団のHPとTwitterが更新されてました！
来年、５～６月頃に大崎市で展示会開催予定とのこと。
続報が楽しみです
財団Twitterより↓
ブレストシーブ宮城工場の刀剣愛好会ブログを立ち上げました＼(^o^)／
刀剣展示会の様子や、工場従業員が所有している刀、刀鑑賞会など・・・
随時掲載していきたいと思いま～す(^^)
初回は、福岡県みやま市で先月開催された『蛍丸フェスティバル』で展示した
村正！！（財団Twitter画像引用）
不定期でしたが、正真と偽物をケース無しで展示していました。
これまでとは違った演出で見られた方は感動されてました～
