ブロカートフィルハーモニー管弦楽団

都内で活動しているブロカートフィルハーモニー管弦楽団の情報を中心に掲載しています。

団員の練習会日記 Vol.110-2008年11月9日

2008-11-15 | 団員の練習会日記
団員の練習会日記 Vol.110-2008年11月9日

今日は、「創立20周年記念コンサート」に向けての3回目の合奏。

~音楽で世界の旅へ出かけましょう!~をテーマに色々な曲を演奏する
プログラムです。

数ヶ月お休みをいただいていたので、練習に参加すること自体がとても嬉しく、
初心にもどって、新鮮な気持ちで臨みました。

まずは、F-durの音階練習です。
今回は、音階の最後のハーモニーをf(フォルテ)でしっかり鳴らしたあと、
その音をp(ピアノ)に落とす練習をしました。
pというと、ともすれば弱々しいだけの音になりがちですが、先生から
「fの音の張りはそのままに、音量を小さくしてみよう」というアドバイスを
いただきました。

pは「ただの小さい音」ではなく、「自分が出せる一番キレイな音」だ、と
以前に聞いたことを思い出しながら、改めて、「小さくとも存在感のある音」
を出すのは難しいことだなぁ・・・と感じました。

続いて、「だったん人の娘の踊り」、「だったん人の踊り」です。

昔、初めてこの曲の存在を知ったときに、「だったん」って何のこと?!
(「だったんそば茶」と関係あるのかなー・・・)と思っていた無知な自分を
ふと思い出しました。
日本では「だったん人の踊り」で定着した曲名ですが、 原題は「ポロヴェツ
人の踊り」となっている曲です。

まだまだ私自身は弦を押さえる指もからまり、踊れていない状態・・・。
少しでもリズムよく踊れるようになるために、頑張ります。

それから、「ピーターと狼」の練習。

弦楽器は、少年ピーターの役です。
「少年らしく活き活き軽やかに」弾きたいものですが、先生の「ピーターは
少年ですから、足腰はまだまだ丈夫ですよ~」という言葉につい笑って
しまいました。

小鳥や猫、アヒル、おじいさん・・・いろいろなキャラクターが出てくるので、
情景を思い浮かべながら楽しく演奏できます。

そして、今日はこのサイクルで初めて「ブロカートシフト」での練習でした。
今日の「ブロカートシフト」は、音域ごとにパートがまとまった画期的な配置でした!

私の座っていた1st.Vn.の左側には、フルートとトランペット。右側はコントラバス
とファゴット・チューバ・トロンボーン。高音グループにいながら、低音グループの
重厚な響きをすぐ横で感じることができました。

「このシフト、気に入りました!」と先生。次回の練習も楽しみです♪

(Vn.maki☆)

団員の練習会日記 Vol.109-2008年10月26日

2008-11-09 | 団員の練習会日記
団員の練習会日記 Vol.109-2008年10月26日

本日は品川にて、ハンガリー舞曲・花のワルツ・カルメン・ローエングリーン・市民のためのファンファーレの練習を行いました。

まずはg-mollの音階練習から。

休団あけで戻ってきたためちょっと緊張していたのですが、スケールの中にいつものブロカートの響きが聴こえてきて「ああ帰ってきたんだなあ」と嬉しくなりました。そして同時にちらほらとレベルアップした音が聞こえてきて、半年の間に団員のみんなが取得した技術やら何やらについて思いをはせたりして。

スケールに続いては、ハンガリー舞曲。冒頭部分、吉川先生は「命を削って弾いて!」と指示されていました。確かに、あそこのメロディはそういう音がしますね。プロでもアマチュアでも、音楽をする人の「業」というものは深くならざるを得ないのかもしれません。

花のワルツでは、半年ぶりのオーケストラで勘の鈍りまくったフルートトップ(私です…)が、演奏をかき乱しておりました。どうしてこう、前から言われて続けている「自分の音だけで完結しないで次に続く楽器に音楽を渡す」などのことをすっかり忘れてしまっているのでしょうか。大反省。今度こそは2度目、3度目の同じ指示を受けないように精進したい…、と思っているのですが(>_<)。

そして今回、一番苦戦したのは「メロディではない≪あいの手≫のような部分を音楽的に吹いて」という指示です。今まで≪キラキラしい飾り≫としか感じてなかった箇所ゆえに、どう表現すればいいのやら途方に暮れておりました。もうちょっと考えて、次回の練習に臨みたいと思います。

(Fl.よっしー)